「与力」って・・・「よりょく」でしょ?簡単!
「よりょくを残す」「よりょくがあったら助ける」などと使う言葉!
そう思ったあなたは・・・残念。
よく漢字を見てください。
「余力」ではなく「与力」なんです。
「余力」ではない「与力」、いったい何と読むのでしょうか?
「与力」の読み方のヒントは・・・?
それでは「与力」とは何かをヒントにします!
「与力」は、江戸時代の奉行所の代表的な職名のことなんです。
御家人たちがこの役職に就き、江戸の行政や司法、警察に当たっていました。
似た役職に「同心」がありましたが、与力は同心の上司という立場。
与力は騎乗が認められ、下手人を捕まえる際には与力が指揮を執り、同心が「御用だ、御用だ」と追い立てました。
そんな「与力」、何と読むか考えてみてください。
「与力」の読み方の答えは・・・
正解は、「よりき」でした!
与力は江戸時代の代表的な役職のことでした。
もしかしたら時代劇を見ていると、「与力」が登場するかもしれませんよ。
注目してみてみるのも面白いかもしれません。
「与力」と力が余っているという意味の「余力」、混同しないようにしてくださいね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!