漢字読み講座

「花車」ってなんて読む? なんと(はなぐるま)以外にも読み方があります!

「花車」と書いて、なんと読むか分かりますか?

なんと(はなぐるま)以外にも読み方があります!

さあ、なんと読むでしょう?

「花車」読み方のヒントは?

ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。

ある状態を表す言葉で、日常生活で使われることも珍しくありません。

何か思い当たるものはあるでしょうか?

「花車」読み方のもうひとつのヒントは?

最初の一文字目は「き」です。

同じ意味で別の漢字でも表記されますが、その別の表記のほうが使われることが多いですね。

そちらの表記のほうが難しい漢字が使われていますが、馴染みがあるので逆に読める方が多いことでしょう。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「花車」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「きゃしゃ」

です!

「花車」は姿や形がほっそりして、上品さや繊細さ、弱々しさが感じられるさまを意味する言葉です。

「華奢」と表記されることが多いので、こちらであれば読めるという方も多いのではないでしょうか。

「花車」と「華奢」は読み方も意味も同じ言葉です。

「華奢」は華やかで美しいという意味の「華」と、ぜいたくという意味の「奢」が組み合わさった言葉で、そこから「細くて繊細な様子」を意味することは少しかけ離れて感じられます。

実は「華奢」は「かしゃ」とも読み、この場合は文字通りの「派手でぜいたくなこと」を意味する言葉となります。

また「花車」を「かしゃ」と読む場合は、「遊女を監督・指揮する女」を意味するそうです。

意味や文字から、どちらも遊女や花魁文化から生まれた言葉なんだろうな、と想像できますね。