「徒口」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(とくち)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「徒口」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。
とある動作を表す名詞で、とても日常的な言葉です。
あまり良いことではないですが、かといって多少は許されるべきかなと個人的には思います。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「徒口」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「む」です。
不必要なものという意味がありますが、人間が生きていくうえでは多少のこれは必要かなと思います。
特におしゃべりな人はこれを禁止されたら非常に辛いかも・・・?
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「徒口」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「むだぐち」
です!
「徒口(むだぐち)」とは、役に立たない、不必要な言葉や、つまらないおしゃべりのことを意味する言葉です。
一般的には「無駄口」の表記のほうをよく見かけることと思います。
実は「徒(むだ)」のほうが元々の表記で、「無駄」は当て字だそうです。
何もないという意味の「空(むな)」が語源で、それが変化して「むだ」になったとのことですが、他にも諸説あるようです。
たとえおしゃべり自体に内容がなくても、人と人とが言葉を交わすことは、それ自体がとても大切なことだと、この数年で痛感した人は多いのではないでしょうか。
無駄口やおしゃべりというのも、本当に大切な人同士だからこそできるものかもしれません。