漢字読み講座

「燔く」って何て読む?(ばんく)ではありません!

「燔く」って何て読むかわかりますか?

(ばんく)ではありません。

 

火を使った調理方法を表しています。

 

さて、何と読むのでしょうか?

 

「燔く」の読み方のヒントは?

  1. 平仮名で書くと”〇く”です。
  2. 英語では「burn」と表現します。

 

さあ、何と読むか分かりましたか?

 

「燔く」の読み方、正解は……

正解は……

 

「やく」

 

です。

 

「焼く」(やく)と同じような意味ですが、少しだけ違います。

「燔く」(やく)は特に火の粉を散らしてやく様子を表しています。

 

「燔書」は「書物に火をつけて焼いてしまうこと」を表した熟語です。

パチパチと音を立てて本が燃えていく様子が目に浮かんできます。

 

実は(やく)という表現には、さまざまな漢字が当てられてきました。

ここで、いくつか紹介します。

 

「焦く」(やく)はちりちりと黒くなるときに使う漢字です。

また「焚く」(やく)は、煙を伴う場合に使います。

(たく)とも読みます。

他にも「灼く」(やく)は、物質の変化や変質が激しくなることを表現しています。

 

一口に(やく)といっても、さまざまなやきかたがあるようです。

やき方に関する漢字がこんなに様々あるなんて驚きですね!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ABOUT ME
yama-sa
佐賀県在住の佐賀をこよなく愛するライターです。