今回の難読漢字は「謳歌」「瑪瑙」「雲母坂」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「謳歌」
「謳歌」と書いて、なんと読むか分かりますか?
自分で謳歌している事を感じることができていれば、とても幸せな事だと思います。
もちろん、(うたうた)とは読みませんよ!
さて、「謳歌」と書いてなんと読むでしょうか?
「謳歌」読み方のヒントは?
元々「謳歌」とは、「謳」(うた)と「歌」(うた)がくっついたことからもわかる通り、
声を揃えて歌うことという意味でした。
そこから、声を揃えて褒めることになり、今では自分の恵まれた環境を誰にも憚らずに楽しみ、喜び合うという意味で使われるようになりました。
スパンの長い物なら「人生を謳歌する」「第二の人生を謳歌する」「青春を謳歌する」「モナトリウムを謳歌する」「自由を謳歌する」など。
もっと期間の短い物でも「夏休みを謳歌する」「正月を謳歌した」なんて使い方もできます。
今回は少し簡単すぎたかもしれません。
「謳歌」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「謳歌」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「おうか」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「瑪瑙」
「瑪瑙」
これ、何と読むかわかりますか?
人によっては簡単に読めたり、
なんなら持っていたりするものなのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「瑪瑙」読み方のヒント!
「瑪瑙」は、英語でいうと「agate(アゲート)」のこと。
世界的にも人気のとあるものの名前なんです。
大ヒントは「宝石の一種」!
さて、読めたでしょうか?
「瑪瑙」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「めのう」
です!
「瑪瑙」は、
「微細な石英の結晶が集まってできた宝石の一種」です。
色や産出地はさまざまで、
南米やヨーロッパではカラフルなものが多く採石できるのだそう。
実は日本でも発見されている、とっても身近な宝石なんですよ。
古くから貴重な宝石として、装飾品や彫刻に使われてきた瑪瑙。
仏教においての貴重な七種のお宝「七宝」のなかにも
瑪瑙が含まれていることからも、その歴史がうかがえます。
近年でもパワーストーンとして知られています。
特に「ブラックオニキス(黒瑪瑙)」は魔除けの効果があるとして、
人気の種類なのだとか!
漢字は知らなくても瑪瑙は身につけていた!という方がいるかもしれません。
これを機に漢字や読み方を覚えて、スマートに読めるようになりましょう!
最後はこの漢字!「雲母坂」
「雲母坂」
これ、何と読むかわかりますか?
知らない人にとっては見慣れない・聞きなれない言葉ですが、
iPhoneやMacを使っている方は見かけたことがあるかも。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「雲母坂」読み方のヒント!
「雲母坂」は、とある道の名前です。
「雲母」だけだと鉱物の名前として有名ですが、
その場合の読み方は「うんも」。
今回の読み方とは異なります!
音の響きだけでいうと、とってもファンシーな読み方です。
さて、あなたは何と読みましたか?
「雲母坂」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「きららざか」
です!
「雲母坂」は、
「京都にある修学院離宮の脇から比叡山の山頂に至る古道」の坂の名前!
京都から見ると、この坂から雲が生じるように見えることから名前がついたのだとか。
狭く急な道なので、現在はあまり使われていないそうです。
ところで、なぜiPhoneやMacユーザーにはお馴染みなのかというと、
ユーザー辞書にサンプルとして登録されている言葉だからなんです。
予測変換で唐突に「雲母坂」と出てきて、困惑した覚えがある方がいるかも。
ぜひユーザー辞書を一度見てみてくださいね。
変わった読み方&変わった知られ方をしている「雲母坂」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!