今日の難読漢字は
「果蜜」
「錠菓」
「天汁」
の3つです。早速いってみましょう!
まず最初は「果蜜」
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。
ある名詞で、漢字のイメージ通りかなり甘いものを表す言葉です。
最初の一文字目は「シ」です。
カタカナで始まることから想像できたかもしれませんが、外来語の漢字表記となります。
カタカナのシで始まる、蜜のように甘いもの…。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「果蜜」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「シロップ」
です!
「果蜜(シロップ)」とは、濃厚な糖液の総称で、シラップと呼ぶこともありますね。
舎利別(しゃりべつ)と当て字されることもあるそうです。
果物や樹木から採れる甘い汁や砂糖水煮詰めて、とろみをつけたりする場合もあります。
有名なものでいうと、カエデの樹液を集めたメープルシロップ、砂糖水に粘度を高めるガムを加えて煮詰めたガムシロップがありますね。
他にも香料や着色料を加えたシロップは、夏にかかせないかき氷には必須のシロップですね。
シロップの語源は、アラビア語で飲み物を意味するシャラーブ、ラテン語のシロプスが由来と言われているようです。
そういえばハチミツのことをシロップと言わないのは不思議ですね。
ハチミツはシロップと言うには粘度が高すぎるからでしょうか?
メープルシロップもハチミツと変わらないくらい粘度がある気がしますが、ハチミツとちがって固まったりしないからでしょうか。
2つ目は「錠菓」
ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。
ある名詞で、文字通りお菓子の名前です。
最初の一文字目は「ラ」です。
カタカナで始まることから想像できたかもしれませんが、外来語の漢字表記となります。
漢字が表す通り錠剤型で、ラで始まるお菓子、というとかなり特定されてきますね。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「錠菓」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ラムネ」
です!
「錠菓(ラムネ)」とは、清涼感のある錠菓の日本での総称です。
口のなかでサッと溶けて爽やかな甘みが口いっぱいに広がる、今でも大人気の定番お菓子ですね。
ラムネの定義は近年までけっこうあいまいだったようで、2015年の文部科学省による日本食品標準成分表で改めて定義されました。
ラムネ菓子は日本生まれのお菓子で、落雁を参考に作られたと言われていますが、これは諸説あるようです。
名称はレモネードを語源とする飲み物のラムネにあやかってつけられたと言われていますが、これも諸説あり真偽は定かでないようです。
飲み物のラムネにあやかったとおり、ラムネ菓子のパッケージも飲み物のラムネをあしらっていますね。
最近ではラムネに多く含まれているブドウ糖が疲れた脳や二日酔いに効くと言われ、受験生や社会人に人気となりました。
ラムネ菓子は形が錠剤で薬のように見えるため、こどもの頃は少し大人になったような気分がしたのを覚えています。
最後の難読漢字は「天汁」
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。
ある名詞で、ある食べ物を食べる時に使う汁の名前です。
最初の一文字目は「て」です。
この汁につけて食べることもあれば、ちょっと通っぽく塩だけで食べることもあります。
そして「て」で始まる食べ物というと・・・。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「天汁」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「てんつゆ」
です!
「天汁(てんつゆ)」とは、天ぷらを食べる際につける汁です。
一般的には、だし汁にしょうゆやみりん、砂糖などを加えて、味を調えたものがとなります。
天汁の他にも、天丼、天ざるなど、天ぷらは「ぷら」が省略されがちですね。
天ぷらは寿司にならぶ日本料理の最高峰であることに異論はないかと思いますが、季節ごとに様々な食材を楽しめる料理法ですよね。
肉や魚と違って普段の食事では脇役になりがちな野菜たちが、天ぷらになると一気に主役に躍り出る、これこそがまさに天ぷらの底力です。
もちろんエビやイカなどの魚介系の天ぷらも最高で大好きなんですが、個人的に野菜系で大好きな天ぷらはナスと舞茸です。
春はたらの芽やたけのこも最高ですね。
夏はとうもろこしの天ぷら、秋はさつまいも、冬はれんこん・・・、もう好きな食材をあげだしたらキリがないですね(天ぷらだけに!)。
みなさんの好きな天ぷらはなんですか?