今回は「土瀝青」「刀自」「刺股」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「土瀝青」
「土瀝青」読み方のヒントは?
「土瀝青」読み方のもうひとつのヒントは?
「土瀝青」の読み方、正解は・・・
2問目はこの漢字!「刀自」
「刀自」って何て読むか分かりますか?
(とうじ)ではありません。
読み方は、ひらがな2文字です
”○○”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「刀自」の読み方のヒントは?
「刀自」の意味は以下の4つです。
- 先輩の女性を敬って呼ぶ称。名前の下に付けて敬称としても使う。
- 主婦の別称。
- 宮中で雑務をしていた女官。
- 貴族の家に仕え、家事を担う女性。
主に、家事をする女性の呼び方で、「包丁を司る人」という意味が込められています。
何と読むか分かりましたか?
「刀自」の読み方、正解は……
正解は……
「とじ」
です!
「家刀自」(いえとじ)とも言います。
婦人・奥方・家政婦などが類語です。
また、酒刀自(さけとじ)という言葉もあります。
酒刀自が転じて「杜氏」になったとも言われています。
杜氏とは日本酒の蔵で酒造りを取り仕切る責任者のことです。
近年、日本酒も人気のお酒になりました。
特に吟醸、大吟醸と呼ばれる吟醸造りを用いて造られた日本酒はフルーティーな香りを持ち、従来の日本酒とは違った美味しさを楽しむことができます。
ぜひ一度、飲んでみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
最後はこの漢字!「刺股」
「刺股」って馴染みのない漢字ですよね。
「股」という漢字は「また」と読むのが一般的ですが、難読漢字に詳しい皆さんは「難読漢字だから」と「四股(しこ)」を連想したかもしれません。
ところが、残念!
その読み方ではないんです。
何と読むのか?
さっそく考えていきましょう!
「刺股」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「股」の読み方は、そのまま「また」です。
そして「刺股」の読み方は、ひらがなで「〇〇また」の4文字です!
「刺」も特別な読み方はしません。
4文字の、危機的状況で使う道具です!
・・・もう、わかりましたよね?
「刺股」の読み方の答えは・・・
正解は、「さすまた」でした!
「刺股(さすまた)」とは、不審者などの相手の動きを封じこめたり威嚇したりするための道具です。
「Y」の形になっているのが特徴ですが、「股」という漢字には「一つの本(もと)から二つ以上分かれ出ている所や物」という意味があるです。
刺股(さすまた)の起源は江戸時代。
火消したちが火事の延焼を抑えるために燃えている家屋を壊すための道具として誕生しました。
さらに江戸時代の間に、犯罪者を捕獲する捕りもののための三道具うちの1つとして使われるようになりました。
歴史のある道具で驚きですね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。