今回の難読漢字は「膃肭臍」「お襁褓」「半片」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「膃肭臍」
本日の難読漢字クイズは「膃肭臍」です。
なんだか体の器官みたいなイメージですが…
あなたは何て読みますか?
「膃肭臍」の読み方のヒントは?
1.「膃肭臍」は「〇ッ〇〇〇」です。
2.大変賢い生き物です。
3.水族館に行けば会えるかもしれません。
正解は…
正解は「オットセイ」でした。
北太平洋、アフリカ南岸、オーストラリア南岸などに生息する海生哺乳類です。
「膃肭(オット)」とは、アイヌ語の「オンネップ」を中国人が「膃肭」と表記したものです。
中国では昔からオットセイの「臍(へそ)」から生殖器を精力剤として用いていました。「臍」の音読みは「セイ」。
「膃肭(オット)」と「臍(セイ)」、組み合わせて「膃肭臍(オットセイ)」ですね!
「膃肭臍」は一夫多妻
「膃肭臍」は一夫多妻なので、そこから精力剤に用いられるようになりました。
しかし「膃肭臍」のハーレムの裏には、戦いに敗れた悲しいオス集団が存在しています。
ハーレムを作れなかったオス集団は、多くが交尾できずに生涯を終えるのだそう。
「膃肭臍」漢字の意味
「臍(セイ)」は「へそ」ですが、「膃」と「肭」は何でしょう?
「膃(オツ)」は、肥えて柔らかいという意味。
「肭」は本来「ドツ」と読み、肥えるさまを表します。
2問目はこの漢字!「お襁褓」
「お襁褓」と書いて、なんと読むか分かりますか?
絶対に誰でも使った事のある物です!
お襁褓のカバーもある位、世の中では必需品となっています。
さて、「お襁褓」と書いて、なんと読むでしょうか?
「お襁褓」読み方のヒントは?
もともと赤ちゃんの体をくるむ布を襁褓と呼んでいて、そこから「お襁褓」が独立していっていたのだとか。
たしかに、お襁褓が独立していないと困りますよね。
今は12時間くらいでも平気なものが出ていますが、昔は布しかなく、2~3時間ごとに変える必要があり、どこの母も相当に大変だったことが安易に予測できます。
紙でできたものは非常に便利で、画期的な発明品だったといえるでしょう。
必需品なのですが、漢字が難儀すぎてどのメーカーもひらがなやカタカナになっており、漢字で書いてあるのを見たことがありません。
「お襁褓」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「お襁褓」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「おむつ」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「半片」
「半片」・・・「半分(はんぶん)」の「片方(かたほう)」で「半片」だから「はんかた」?
そんな言葉、聞いたことが無いですよね。
「半片」の「半(はん)」は、「二つに分けた片方。なかば。」という意味があります。
そして「半片」の「片(へん)」にも「二つのうちの一方。少し。わずか。」という意味があります。
「半片」は何と読むのか?
さっそく見ていきましょう!
「半片」の読み方のヒントは・・・?
「半片」は、そのまま読めば「はんへん」です。
ただ、それでは難読漢字だとは言えないし、なんのことだか分かりませんよね・・・
そこでヒント!
「半片」は、美味しい食べ物の名前なんです。
さらに大ヒント!
おでんの中に入っている、アレです!
もう分かりましたよね?
ちなみに半片の色は、白ですよ!
「半片」の読み方の答えは・・・
正解は、「はんぺん」でした!
半片(はんぺん)とは、スケトウダラなどのすり身魚にヤマノイモやでんぷんを加えて蒸し固めて作る練り物です。
静岡では、サバやアジ、イワシなどを原料にした「黒半片」が作られているため、区別するために一般的な半片を「白半片」と呼ぶこともあるんですよ。
さらに東海地方の一部、愛知や岐阜ではさつま揚げのことを「はんぺん」と呼ぶんですって!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!