今日の難解漢字は
「目処」
「助太刀」
「瑪瑙」
「手薬煉」
「急坂」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「目処」です!
- 2 「目処」読み方のヒントは?
- 3 「目処」読み方のもうひとつのヒントは?
- 4 「目処」の読み方、正解は・・・
- 5 2つ目の漢字は「助太刀」です!
- 6 「助太刀」読み方のヒントは?
- 7 「助太刀」読み方のもうひとつのヒントは?
- 8 「助太刀」の読み方、正解は・・・
- 9 3つ目の漢字は「瑪瑙」です!
- 10 「瑪瑙」読み方のヒント!
- 11 「瑪瑙」の読み方、正解は…
- 12 4つ目の漢字は「手薬煉」です!
- 13 「手薬煉」読み方のヒント!
- 14 「手薬煉」の読み方、正解は…
- 15 5つ目の漢字は「急坂」です!
- 16 「急坂」の読み方のヒントは・・・?
- 17 「急坂」の読み方の答えは・・・
- 18 まとめ
1つ目の漢字は「目処」です!
「目処」と書いて、なんと読むか分かりますか?
(もくど)とも読みませんし、目の付け所という意味でもありません。
多くの人が、仕事でよく口にする言葉だと思います。
何事も「目処」を付けなければ、先の予定が立たず行き当たりばったりになってしまうからです。
さて、「目処」と書いて、なんと読むでしょうか?
「目処」読み方のヒントは?
「目処」とは、めざす所、めあて、目標、物事の見通しのことです。
学校でも仕事でも、とりあえずの目処が立つ所まで来たら、半分完成したような気分になります。
そういう時に「目処がついてホッとした。」と使うことができます。
とりあえず、目処さえつけば安心です!
飲食店などでも、ピークを過ぎれば「その日の終わりの目処」が付くのではないでしょうか?
「目処」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇」です。
目途でも同じ読み方・意味ですが、目途は公的文章などで使います。
さて、もうわかりましたか?
「目処」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「めど」
です!
目処が立たない状況が一番不安ですね!
ぜひ、覚えておきましょう。
2つ目の漢字は「助太刀」です!
「助太刀」と書いて、なんと読むか分かりますか?
太刀というのは、昔の刀の事で約80センチくらいの刀剣の事です。
味方が困っている時に、助けるために刀を抜いて一緒に戦う事を「助太刀」といっていました。
今では日常生活において、力を貸すという意味で使われています。
さて、「助太刀」と書いてなんと読むでしょうか?
「助太刀」読み方のヒントは?
最大のヒントは「助太刀致す!」ですね!
特に焦っている時の助太刀は非常に助かります。
盛大に感謝したい所です。
たとえば、引っ越し準備が間に合わない時、仕事が終わらない時、とにかく人手が欲しい時。
颯爽と現れて手伝ってくれたなら、誰だって天使に見えます。
自分もまた、凄く煮詰まっている人の事を、サッと助けられるような人になりたいものです。
「助太刀」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!
さて、もうわかりましたか?
「助太刀」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「すけだち」
です!
「〇〇殿、すけだちいたす~~!」なんて時代劇によく出てきますね!
あれが「助太刀」の事です。
ぜひ、覚えておきましょう。
3つ目の漢字は「瑪瑙」です!
「瑪瑙」
これ、何と読むかわかりますか?
人によっては簡単に読めたり、
なんなら持っていたりするものなのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「瑪瑙」読み方のヒント!
「瑪瑙」は、英語でいうと「agate(アゲート)」のこと。
世界的にも人気のとあるものの名前なんです。
大ヒントは「宝石の一種」!
さて、読めたでしょうか?
「瑪瑙」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「めのう」
です!
「瑪瑙」は、
「微細な石英の結晶が集まってできた宝石の一種」です。
色や産出地はさまざまで、
南米やヨーロッパではカラフルなものが多く採石できるのだそう。
実は日本でも発見されている、とっても身近な宝石なんですよ。
古くから貴重な宝石として、装飾品や彫刻に使われてきた瑪瑙。
仏教においての貴重な七種のお宝「七宝」のなかにも
瑪瑙が含まれていることからも、その歴史がうかがえます。
近年でもパワーストーンとして知られています。
特に「ブラックオニキス(黒瑪瑙)」は魔除けの効果があるとして、
人気の種類なのだとか!
漢字は知らなくても瑪瑙は身につけていた!という方がいるかもしれません。
これを機に漢字や読み方を覚えて、スマートに読めるようになりましょう!
4つ目の漢字は「手薬煉」です!
「手薬煉」
これなんて読むかわかりますか?
難しい漢字ではないですが、なんとなく見慣れないこの言葉。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「手薬煉」読み方のヒント!
「手薬煉」とみると「てやくれん」と読みたくなってしまいますよね。
実はこの漢字は、ある慣用句として使われています。
それは「手薬煉を引く」!
これでわかった人もいるのでは?
さて、読めたでしょうか?
「手薬煉」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「てぐすね」
です!
「手薬煉」とは、
「手に薬練を塗ること」という意味です!
…といっても良くわかりませんよね笑
「薬煉」とは、松脂を油で煮て練り混ぜたもの。
とても粘着力が強く、滑り止めとして使われていたそうです。
弓の弦に塗ることで、補強材としても使われていたのだとか。
つまり「手薬煉を引く」とは、
「薬煉を塗って、戦いに備えておく」という意味。
転じて、準備を十分に整えて敵を待ち構えるという意味に使われています。
単に「準備をして待っている」という時にも使われていて、
現在はこちらの意味で、よく使われていますね。
なんとなく使っている言葉でも、
読み方や由来を知ると、よりしっかりと使いこなせます。
教養の一つとしてスマートに読めるようになりましょう!
5つ目の漢字は「急坂」です!
「急(きゅう)な坂(さか)」なんて、簡単な漢字ですよね。
だけど「急坂」となると正しい読み方が分からない・・・
「きゅうさか」?「きゅうざか」?
残念ながらどちらも違います。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「急坂」の読み方のヒントは・・・?
「急」の読み方は、訓読みだと「急(いそ)ぐ」、「急(せ)く」という2つの読み方があります。
ところが音読みでは、「急(きゅう)」の1種類だけしかありません。
つまり、「急坂」の読み方は「きゅう~」となります。
「急坂」の「坂」の読み方はひらがなで2文字なので、「きゅう〇〇」となります!
〇〇の中に当てはまるひらがなを考えてみましょう!
「急坂」の読み方の答えは・・・
正解は、「きゅうはん」でした!
「坂」という漢字は、訓読みだと「さか」、音読みだと「はん(ばん)」という読み方があるのです。
「急坂(きゅうはん)」とは文字通り、傾斜の急な坂道を指す言葉です。
これでもう、「きゅうさか」「きゅうざか」などと間違うことはありませんね!
ちなみに運転免許を取得する際に勉強する「勾配の急な上り坂」の定義は、およそ6度以上の坂を指すんですって。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!