漢字読み講座

「女犯」の読み方は?「じょはん」と読むのは間違いですよ【難読漢字】

「女犯」の読み方をご存じでしょうか?

素直に読むと「じょはん」ですが、もちろん間違いです。

この言葉自体を知らない方にはかなり難しいかも…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「女犯」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
  2. お坊さんが戒律を破って女性と関係すること
  3. 「あの僧は、女犯が発覚して破門になった」などと使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「女犯」の読み方!正解は?

正解は「にょぼん」です!

「犯」という字は「犯罪(はんざい)」の「はん」と読んだり、送り仮名をつけて「犯す(おかす)」の「おか」と読むことは多く、「ぼん」という読み方は余り知られていません。

「ぼん」と読む例としては、「女犯(にょぼん)」「犯否(ぼんぷ)」などがあります。

女犯は江戸時代には重い罪として取り締まられていましたが、時代によってかなりの差があり、鎌倉時代や室町時代には僧侶でも妻帯している者もありました。

明治5年(1872年)には法律によって僧侶の妻帯や肉食が認められたということです。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!