「軽羹」は、何と読むのでしょう。
「軽」くて「美」しいから「かるび」?
体重が軽い方が美しいなんて、時代錯誤のルッキズム!?
いいえ!違います。
「美」ではなくて「羹」です。
それにしても「軽羹」って、何と読むのでしょうか。
さっそく見ていきましょう!
「軽羹」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「軽羹」の「羹」は、「美」ではなくて「羊羹(ようかん)」の「羹」です。
つまり、「軽羹」は「〇〇かん」です!
もう、分かりましたよね?
「軽羹」の読み方の答えは・・・
正解は、「かるかん」でした!
「軽羹(かるかん)」と聞いてピンときた方は、九州や沖縄地方出身の方かもしれません。
「軽羹(かるかん)」は、九州・沖縄地方特産の和菓子なんです。
自然薯をすりおろしたものに、砂糖やかるかん粉、卵白などを加えてさらに良く混ぜます。
よく空気を含ませてから蒸して完成です。
蒸すとふんわり軽くなることから、「軽羹(かるかん)」という名前が付きました。
薩摩藩第11代藩主であった島津斉彬が、保存食を発案するために江戸から呼び寄せたか職人が発案したお菓子だそうです。
今ではあんこを包んだ「軽羹まんじゅう」が人気なんですって!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。