漢字読み講座

今日の難読漢字は「巨頭鯨」「胡獱」「青葉木菟」の3問です。3つとも生き物の名前ですが読めますか!?

今日の難読漢字は、

「巨頭鯨」

「胡獱」

「青葉木菟」

の3問です。

3つとも生き物の名前ですが読めますか!?

難読漢字第1問は、「巨頭鯨」

「巨頭」ということは、大きな頭!?

「魚へん」がついているということは、大きな頭の魚・・・

みなさんはどんな魚が思い浮かぶでしょうか。

「巨頭鯨」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです!

「巨頭鯨」の「鯨」は、「くじら」と読みます。

あの大きな体の「くじら」は、「魚へん」に「京」で「鯨」と書くんですね。

それでは「巨頭」のくじらとは・・・?

読み方はひらがなで「〇〇〇〇くじら」ですよ。

鯨(くじら)の種類をいろいろ思い浮かべてみればわかるかも・・・?

「巨頭鯨」の読み方の答えは・・・

正解は、「ごんどうくじら」でした!

巨頭鯨(ごんどうくじら)は、クジラ類ハクジラ亜目マイルカ科に属する、体長2mから5mの小型のクジラの一群です。

この中には何と、イルカの一種も含まれるんだとか!

というのもイルカとクジラ、実は明確に別れてはおらず、体長4mを境に、それより大きいものを鯨(くじら)、それより小さいものをイルカと呼んでいるんです。

巨頭鯨(ごんどうくじら)の特徴は、イルカの顔のとがった部分である吻(ふん)がなく、頭が太鼓のように大きく丸いのが特徴なんですよ。

難読漢字第2問は、「胡獱」

「胡獱」・・・漢字を見ても、読み方はもちろん、一体何を表す漢字なのかもわからない!

そういう方が大部分ではないでしょうか?

「胡」は「胡瓜(きゅうり)」や「胡麻(ごま)」などに使われている漢字なので、見かけたことはあるかもしれません。

「獱」は・・・「猪(いのしし)」や「狼(おおかみ)」と同じ、「けものへん」がついてますね!

とにもかくにも、何と読むのか考えていきましょう!

「胡獱」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです!

「けものへん」が大きなヒント。

「胡獱」は、ある生き物の名前です!

さらにヒント。

水族館で人気の生き物で、「胡獱」のショーは特に人気を集めています!

大きな体でダイナミックな姿ではありながら、動きがなんとも言えないキュートなところが可愛いんです。

もう、分かりましたか?

「胡獱」の読み方の答えは・・・

正解は、「とど」でした!

「胡獱(とど)」は、最大全長がメスは290㎝、オスは330㎝にもなる大きな体が特徴です。

体重は、オスは何と1000㎏を超えることも珍しくないんだとか・・・!

ほぼ乗用車と同じサイズ感だと言えますね。

ちなみに「とど」を表す漢字には、「胡獱」のほかに「海馬」「魹」も使われます。

難読漢字最終問題は、「青葉木菟」

「青葉木菟」・・・1文字1文字は決して難しい漢字ではありませんが、こんな四字漢字、見たことありませんよね。

「青葉」とついていると、何だか美味しい青汁ドリンクのような?

「菟」は「兎(うさぎ)」の異字体で、同じ「うさぎ」という意味がある漢字です。

ということは、青葉や木が茂る中にいるうさぎ・・・ピーターラビット

これは絶対に違いますよね・・・

「青葉木菟」は一体何と読む?何を表している?

さっそく見ていきましょう!

「青葉木菟」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです!

「青葉木菟」はずばり、鳥の名前を表しています。

読み方は、ひらがなで「あおば〇〇」ですよ。

考えてみてください!

「青葉木菟」の読み方の答えは・・・

正解は、「あおばずく」でした!

「青葉木菟(あおばずく)」なんて鳥、ピンとこないという方は、フクロウを思い浮かべてください。

「青葉木菟(あおばずく)」は、フクロウ科の鳥で、全長は約30㎝です。

何と渡り鳥で、日本には初夏のころ訪れる夏鳥の1つなんですよ。

ちょうど若葉が茂る頃に現れるので、「青葉木菟」という漢字が使われるんですね。

神社の境内にある大きな木によく生息しているようなので、ぜひ探してみてください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!