今回のお題は「香魚」「科白」「首っ丈」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「香魚」
「香魚」って何て読むか分かりますか?
(かおりさかな)ではありません。
(こうぎょ)とも読みますが、
もっと一般的に知られている魚の名前があります。
天然物の「香魚」は本当にスイカやきゅうりのような独特の香りを持っています。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「香魚」の読み方のヒントは?
ヒント① 淡水魚です。
ヒント② 「清流の女王」と呼ばれています。
ヒント③ 『古事記』にも登場するほど、なじみ深い魚です。
ヒント④ なんといっても「塩焼き」が一番おいしいです!
何と読むかわかりましたか?
「香魚」の読み方、正解は……
正解は……
「あゆ」
です!
「香魚」は食べたものによって香りが変化する不思議な魚です。
あゆは育った川の海底にあるコケを食べて育ちます。
そのため、同じあゆでも産地が違うと、同じ香りにはなりません。
徳島県では、餌に100%天然のすだちの果汁・天然発酵のリンゴ酢・はちみつなどを加えて「すだち鮎」というブランドのアユを養殖しています。
他にも愛知県の「ハーブ鮎」や和歌山県の「若武者あゆ」などさまざまなブランドのアユが養殖されています。
さまざまな「香魚」の味や香りの違いを楽しむ旅をするのも、楽しいかもしれませんね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「科白」
「科白」
これ、何と読むかわかりますか?
誰もが聞いたり、もしくは言ったりする、
とあるもののことなのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「科白」読み方のヒント!
「科白」は「かはく」と読むこともあります。
ですが「かはく」だと意味がよくわからないですよね。
今回の正解は、読み方を聞くとすぐに意味もわかるほど一般的な言葉です。
もう一つヒント!
「映画やドラマには欠かせないあるもの」です!
さて、読めたでしょうか?
「科白」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「せりふ」
です!
「科白」とは、
「俳優が舞台上で話す言葉」という意味。
みなさんも学校の演劇で覚えたり言ったりしたことがあるのでは?
「あの映画の最後の科白で、涙腺が崩壊した…」
なんて、よく聞く言葉でもありますよね。
セリフといえば「台詞」という漢字が一般的。
「台詞」は「台本上の言葉」の意味が強く、
「科白」は「芝居上の動きと言葉」のどちらの意味も含みます。
というのも、中国語の「科」には「芝居の動作」という意味があるのです。
「白」は、「告白」で使われているように、話すことや語ることの意味もあるため、
「科白」では「芝居上の動きと言葉」という意味になるのだとか。
「台詞」以外に漢字があるなんて知らなかった!という方が多い「科白」。
ぜひスマートに読めるようになりましょう!
最後はこの漢字!「首っ丈」
「首っ丈」と書いて、なんと読むか分かりますか?
首っ丈を言い変えると「大好き」「大好きすぎる」「めっちゃ好き」「誰が何といおうと好き」など。
とっても前向きな言葉ですが、本人以外から見るとちょっと危険だと思われる状態のことです。
さて、「首っ丈」と書いてなんと読むでしょうか?
「首っ丈」読み方のヒントは?
ギリギリのラインまでどっぷりとはまっている様子の事です。
ある特定の異性に夢中になっている様子を「首っ丈」といいます。
足の先から首の高さまで深く浸かり込んでしまう事から、
これ以上はまると溺れてしまって危険!ということで、
相手に溺れることを「首っ丈」というようになったのだとか。
好きな人に夢中になるのは本人は幸せですが、周りの人から見るとちょっと危なっかしいのかも。
「首っ丈」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇っ〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「首っ丈」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「くびったけ」
です!
誰かに対して首っ丈になったことはありますか?
ぜひ、覚えておきましょう。