漢字読み講座

【今日の難読漢字】「球菜」「左良多」「阿利布」3つ読めたら漢字マスター!(きゅうさい)と読んでしまったら・・・?

今日の難読漢字は

「球菜」

「左良多」

「阿利布」

の3つです。早速いってみましょう!

まず最初は「球菜」

ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。

ある名詞で、日常的によく目にしますし、口にもしますね。

最初の一文字目は「キ」です。

漢字に菜が入っていることから、ある野菜の名前です。

球という字から、球状で丸っこい形をしていることが想像できるかと思います。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「球菜」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「キャベツ」

です!

キャベツは、アブラナ科アブラナ属の多年草で、野菜として皆さん日常的に口にすることが多いかと思います。

一年中食べられるキャベツですが、玉がキュッと引き締まった冬キャベツと、巻きがゆるめで青々とした

春キャベツと、分別されていますね。

またキャベツは「球菜」の他にも、「甘藍」や「玉菜」とも書くようです。

キャベツは、ビタミンCや食物繊維などが豊富に含まれており、栄養価の高い食材と言えるでしょう。

また調理方法も、千切りにして生のままモリモリと食べてもよいですし、他の野菜やお肉と一緒に炒めてもよし、煮込んでスープにしてもよし、

非常にバリエーションの広い食材ですね。

とんかつ屋さんでは、キャベツの千切りが食べ放題といったお店もあり、そういったときはソースで食べたり、とんかつと一緒に食べたり、ドレッシングをかけて食べたりと、あらゆる方法で楽しんでしまいがちです。

最後にあるあるですが、料理しない人はキャベツとレタスの見分けがつかないがち、ですね(笑)

2つ目は「左良多」

ヒントは全体で3文字、「〇〇〇」となります。

ある食べ物の名前で、今では食べることもよくあるかと思います。

最初の一文字目は「サ」です。

漢字としてはあまり意味がなく、当て字ですね。

一般的に体に良いとされる食べ物です。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「左良多」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「サラダ」

です!

「左良多(サラダ)」は、生野菜を主にして、油と酢で調味してあえた料理のことです。

一般的には上記の定義でいいかと思いますが、今回改めてサラダの定義を確認したところ、色々と諸説あるようですね。

特にポテトサラダやマカロニサラダとなると、生野菜があまり使われていなかったり、味付けもマヨネーズが主体だったりして

あまりサラダの定義には当てはまらないかなと思います。

またサラダのドレッシングに適しているからサラダ油だとか、塩と油で味付けしたおせんべい等をサラダ味と言ったり、

サラダはについて考えると、「サラダとは・・・?」と混乱させられてしまいますね。

サラダの語源は、塩を意味するサル(sal)やサラーレ(salare)からきているそうで、元々は単純に野菜に塩で味付けしたものが

サラダの原型といえそうです。

また漢字での表記も「左良多」以外に「撒拉托」や「薩拉打」、「生菜料理」があるとか。

サラダと同じで、まさに色とりどりですね。

最後の難読漢字は「阿利布」

ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。

ある植物の名前で、今ではだいぶ一般的になっています。

最初の一文字目は「オ」です。

これを絞って作る油が、今の日本ではかなり一般的になっており、多くの家庭でも使われています。

健康にもよいといわれており、スパゲッティやサラダなどの洋食で使われることが多いですね。

これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

「阿利布」の読み方、正解は・・・

正解は・・・

「オリーブ」

です!

「阿利布(オリーブ)」は、モクセイ科の常緑高木です。

オリーブの実そのものよりも、実から取れるオリーブオイルが広く知られていますね。

日本でも小豆島を中心に生産されています。

1980年代に日本でイタリア料理がイタ飯と呼ばれてブームになり、その後ひろく普及し、今ではすっかり定着しているのはご存知のとおりです。

実も食用で使われており、若くてフレッシュな緑色のオリーブはそのままでは渋みが強いため加工されて食べられています。

また熟して食べやすくなった黒いオリーブも、刻んでパスタやピザ、サラダのトッピングによく使われています。

栄養価も豊富で、特に有名なのがオレイン酸でしょうか。

悪玉コレステロールを下げる働きがあり、健康志向の今の時代にぴったりの良質なオイルと言われています。

某俳優が作った料理に追加でオリーブオイルをかける「追いオリーブオイル」は、一時期話題になりましたね。