今回のお題は「訛る」「一言居士」「軋轢」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「訛る」
「訛る」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんとなくでわかる時もありますが、頭の中で標準語に変換しながら聞くので、訛りがきつい人に早口で言われると、訳が分からなくなることがあります。
人前で話す時は、みんなできるだけ「訛り」が出ないように気を付けていると思います。
さて、「訛る」と書いてなんと読むでしょうか?
「訛る」読み方のヒントは?
地方によって、発音やアクセント、地域独特の言い回しの事を「訛る・訛り」といいます。
同じ言葉でもイントネーションが違ったり、アクセントが違うだけで意味が分からない時も。
特に訛りをそのまま文字で書いていると、何を意味しているのかわからないです。
しかし、同じ地方の人と集まる時はその「訛り」にどこかホッとします。
そして方言もまた訛りのひとつです。
青森の人はびっくりした時に「どってん」というそうですが、これも知っていないと驚きます。
愛知の人は一番初めの事を「どしょっぱつ」というそうです。
どちらもイントネーションあっての方言ですね。
でもきっと本人たちは、方言だとは思っていないと思います。
さて、もうわかりましたか?
「訛る」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「なまる」
です!
少しの時間でも実家に居れば、すぐに訛ってしまいます。
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「一言居士」
「一言居士」
これ、何と読むかわかりますか?
人の性格を表す言葉なのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「一言居士」読み方のヒント!
「一言居士」は、ひとつひとつの漢字はとっても簡単ですよね。
「ひとこときょし」と読んでしまいがちですが、
それは間違い!
ちょっと変わった読み方をするのですが…
さて、あなたは何と読みましたか?
「一言居士」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「いちげんこじ」
です!
「一言居士」は、
「何事も、何かひとこと言わなければ気のすまない人のこと」を表した漢字です!
人の家の事情や、若い人のやることに何かと文句をつける人、いませんか?
「一言居士なところがあるけれど、言っていることは正しい」
「兄は私に対して一言居士で、一挙一動に口うるさく注意してくる」
など、ちょっと嫌味なニュアンスが含まれる言葉です。
相手の立場やタイミングを考えずに、自分が言ってすっきりしたいから言う!
というイメージの言葉です。
ですが使われ方によっては、
「ご意見番」や「的確に指摘をする有識者」というニュアンスも含まれます。
会話で使う場合には、明確に意味を理解した上で使うのが良いですよ!
教養として知っておくべき漢字「一言居士」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後はこの漢字!「軋轢」
「軋轢」と書いて、なんと読むか分かりますか?
仲が悪いというイメージで合っています!
普段からよく使うというよりは、テレビなどでよく使われているので答えを聞けば誰でも聞いたことのある言葉だと思います。
さて、「軋轢」と書いてなんと読むでしょうか?
「軋轢」読み方のヒントは?
「軋轢」とは、お互いの関係が悪くなるという意味です。
人だけではなく、国家や組織などに対しても使います。
両方ともの字に「車」の漢字が入っているので、車がきしむことから
関係がうまくいかない、ぎくしゃくするということで「軋轢」とついたのだとか。
家族や夫婦間の軋轢が生まれれば、毎日が地獄ですよね。
早めに関係を修復する努力をするようにしましょう。
「軋轢」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!
さて、もうわかりましたか?
「軋轢」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あつれき」
です!
誰とでも仲良くするのは難しいですが、軋轢が生じることにならないようにしたい物ですね。
ぜひ、覚えておきましょう。