「雷粔籹」・・・
「雷(かみなり)」がついているので、天気に関係ある言葉?
それとも「女」という字が見えるから、「雷女」のような妖怪の名前?
見当もつきませんが、早速見ていきましょう。
「雷粔籹」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「雷」はそのまま「かみなり」と読みます。
「粔籹」ですが、どちらも漢字も「米へん」がついていますよね。
実は「粔籹」は、米や粟(あわ)を使ったお菓子の名前なんです!
読み方はひらがなで「かみなり〇〇〇」です。
これはもう、分かりましたよね?
「雷粔籹」の読み方の答えは・・・
正解は、「かみなりおこし」でした!
「粔籹(おこし)」は、米や粟で作った「おこし種」を砂糖や水あめで固めたお菓子の事です。
そんな「粔籹(おこし)」の中でも「雷粔籹(かみなりおこし)」は、江戸時代に浅草の雷門の前で売り始められたものを指します。
今や「雷粔籹(かみなりおこし)」は、浅草のみならず東京のお土産物として定着していますよね。
東京の「雷粔籹(かみなりおこし)」以外にも、大阪の「岩粔籹(いわおこし)」や長崎県の「諫早粔籹(いさはやおこし)」など日本各地にさまざまな粔籹(おこし)があるんですよ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!