今日の難読漢字は、
「寒河江」
「勿来」
「壬生」
の3問です!
どれも日本の地名だから読めるのは当然!?
さっそく行きますよ!
目次
難読漢字第1問、「寒河江」
今回の問題は「寒河江市」です。
「さむかわえ市」?
「かんこうえ市」?
どちらも聞いたことが無いですよね・・・
聞けばきっとわかる市の名前、何と読むのかさっそく見ていきましょう。
「寒河江市」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「寒河江市」の読み方は、ひらがなで「〇〇えし」の4文字です。
考えてみてくださいね。
「寒河江市」の読み方の答えは・・・
正解は、「さがえ市」でした!
寒河江(さがえ)市は、山形県にある市です。
漢字を見ると何だか寒そうな市に思えますが実際はどうなのでしょうか?
実際に東京の4月の平均気温が12.8度だったのに対し、寒河江市は平均8.3度だったそうです。
本当に寒い地域なんですね。
寒河江(さがえ)市は、日本有数のさくらんぼの産地なんですよ。
6月から7月にはさくらんぼ狩りが楽しめて、多くの観光客でにぎわうそうです。
ちなみに「寒河江(さがえ)さん」という苗字もあるんですよ。
全国で約6300人しかいない珍しい苗字ですが、やっぱり山形県に一番多くいるんですって!
山形県寒河江市に住む寒河江さんもいるかも知れないですね。
難読漢字第2問、「勿来」
「勿来」という地名をご存知ですか?
「来」はまだしも、「勿」という漢字は見慣れないという人が多いのではないでしょうか?
深い歴史があると言われているこの地名、何と読むのかさっそく見ていきましょう。
「勿来」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
見慣れない「勿」の文字についてです。
「勿」は漢文で「な~そ」という打ち消しの意味を持つ言葉なんです。
そして「勿来」は、「な来そ」となります。
何だか読めそうな気がしてきましたよね?
「勿来」の読み方の答えは・・・
正解は、「なこそ」でした!
「勿来」は、「来るな」という意味がある言葉です。
福島県いわき市にある勿来町には、4世紀から5世紀にかけて蝦夷の侵入を防ぐための「勿来の関」という関門が設置されていた地です。
「蝦夷よこれ以上来てはいけない」という意味で、「勿来(なこそ)」という意味が込められているというわけです。
勿来町は、遠浅の美しいビーチ「勿来海水浴場」が人気の町で、渓谷や公園など自然を感じられるスポットがたくさんあります。
「勿来関跡」も有名な観光スポットになっているんですよ。
歴史のある勿来町、一度行ってみたくなる町ですよね。
難読漢字第3問、「壬生」
「壬生」という町があることはご存知でしょうか?
地元の人はきっと何の疑問もなく読めているこの地名、地元の人以外は初見で読める人は少ないはず。
何と読むのか、この機会に覚えちゃいましょう!
「壬生」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
「壬生」の「壬」の漢字は難しいのでおいておいて、「生」は読めますよね?
とは言っても実はこの「生」、何通りもの読み方がある感じなんです。
「い(きる)」「しょう」「せい」「なま」だけでなく、芝生の「ふ」、麻生の「そう」、福生の「さ」などの読み方も存在します。
さらに羽生(はにゅう)や生粋(きっすい)、弥生(やよい)など、どこで区切ればいいのか分からないものまであって・・・
実は「壬生」の「生」も珍しい読み方をするのですが、それは「ぶ」です。
「生(うぶ)」という言葉もありますよね。
そこで「壬生」の読み方はひらがなで「〇ぶ」の2文字です!
「壬生」の読み方の答えは・・・?
正解は、「みぶ」でした!
「壬生(みぶ)町」は、栃木県にあります。
北関東道の高速道路を利用したことがある人は「壬生(みぶ)パーキングエリア」として知っているかもしれません。
歌手の斉藤和義さんや元AKB48の大島優子さんの出身地なんですって!
最後までおつきあいいただきありがとうございました。