今日の難読漢字は
「知悉」
「紫丁香花」
「手斧」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「知悉」!
「知悉」は、「悉」の読み方が鍵になります。
なんとなくの印象で「ちばん」なんて呼んだら不正解!
ちなみに「悉」を訓読みで読むと「ことごとく」と読みます。
今回読むのは音読み。2文字で読むのですが……。
さて、あなたは何と読みましたか?
「知悉」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ちしつ」
です!
「知悉」は、
「知りつくす」「細かい点まで知っている」という意味の言葉です!
「ことごとく」「知る」という言葉がくっついているので
「知り尽くす」という意味になっているんですね。
やや難しい言葉ではありますが、
「事情を知悉している」
「開発者なのでこのゲームのことは知悉している」
など、とにかく事情やシステムなどに精通している時に使います。
ただ、他の言葉にも言い換えやすい「知悉」。
普段の会話では「熟知」などに言い換える方がわかりやすいかも。
ちなみに「知悉」と「熟知」とでは「知悉」の方がより詳しい情報を知っている表現です。
場面によって使い分けられるとベスト!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「紫丁香花」!
「紫丁香花」は、かなり特殊な読み方をする漢字。
「むらさきちょうかか」「むらさきちょうこうか」などではありません。
「むらさき」までは合っているのですが……
「紫丁香花」で「むらさきは〇〇い」となるので、
〇〇に当てはまる文字を考えてみましょう。
さて、あなたは何と読みましたか?
「紫丁香花」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「むらさきはしどい」
です!
「紫丁香花」は、「モクセイ科の落葉木の1種」。
これだとわかりにくいのですが、一般的には「ライラック」と呼ばれている花のこと!
ちなみにフランス語では「リラ」と呼ばれていますよ。
ライラックは、枝先へ穂状の薄紫色の花を多数つけます。
寒さに強く花の時期も長いので、北海道では街路樹にも使われるほど親しまれているんです。
花は四つ又に分かれているのですが、
これが時々5つに分かれているものがあるんです。
「ラッキーライラック」と呼ばれて縁起がいいので、
ライラックの花を見かけたらぜひ探してみましょう。
知っていれば読むのが簡単な「紫丁香花」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「手斧」!
「手斧」は、「ておの」と読んだ方がほとんどではないでしょいうか。
こちらももちろん正解です。
今回の問題は、同じ漢字の別の読み方。
四文字の言葉なのですが、わかるでしょうか?
さて、あなたは何と読みましたか?
「手斧」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ちょうな」
です!
「手斧」は、
「手で持つ斧」「大工道具の一種」という意味の言葉です!
読み方は「ておの」「ちょうな」と違いますが、
意味はほとんど同じです!
古くから使われてきた道具で、
最古のものだと紀元前5000年頃から使われているのだとか!
日本でも弥生時代から使われるようになりました。
ちなみに「ちょうな」の場合は「釿」と書くこともあります。
この場合は、木材の局面や平面を大まかに削るために使う、小型のくわのような斧のことを指します。
ただし、かなり古典的な道具のようで
「大工道具の化石」なんて呼ばれることもあるのだとか……。
簡単な読み方だけではなく、難しい読み方も知ってこそ漢字マスターです!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!