今日の難読漢字は
「濁声」
「蛞蝓」
「昔の誼」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「濁声」!
「濁声」は、それぞれの漢字の読み方を考える前に、
この漢字の表すものがどんなものなのか考えるといいかも。
「濁った声」にぴったりな日本語がなかったでしょうか……?
ちなみに「だくせい」も正解ですが、より馴染みのある言葉で読めるんです!
さて、あなたは何と読みましたか?
「濁声」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「だみごえ」
です!
「濁声」は、
「濁った声」「がらがら声や不快な感じの声などのこと」という意味の言葉です!
普通に喋っていても全てに濁点がついているように聞こえる、聞き取りにくい声のこと。
風邪をひいて喉を痛めてしまった時などに、経験したことがある方も多いはずです。
すこしかすれたような「ハスキーボイス」とは異なり、
ガラガラとしゃがれたような声のことを指します。
「だくせい」と読んでも正解ではあるのですが、
日常会話の中では「だみごえ」と言った方がわかりやすいですよね。
よく使う言葉だからこそ、漢字も知っておくといいですよ。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「蛞蝓」!
「蛞蝓」は、二つ読み方がある漢字なんです。
そのうち一つが「かつゆ」。
これだと何のことだかわからないですよね……
もう一つの読み方の方が馴染み深いのですが、
じめじめしたところで見かける、苦手な方も多いアレなんです……。
ちなみに「かつゆ」とも同じ意味ですよ。
さて、あなたは何と読みましたか?
「蛞蝓」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「なめくじ」
です!
「蛞蝓」は、
「ナメクジ科の軟体動物」を表す漢字です!
雨の日や梅雨時期に見かける、ぬめ〜っとしたあの生物のこと。
嫌いな方も多い生物だと思います。
塩をかけると小さくなることでも知られていますよね。
「蝓」は「蛞蝓」以外では使われることがほぼない漢字です。
それに対し「蛞」の文字自体には「おたまじゃくし」という意味があります。
ちなみに同じ「蛞」を使った「蛞螻」は「かつろう」と読み、
こちらは「おけら」を指す漢字なのだとか。
複雑な漢字こそ、知っておくとかっこいいもの。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「昔の誼」!
「昔の誼」は、「誼」が謎を深める要因ですよね。
音読みでは「ギ」と読むため「むかしのぎ」と読んでしまいそう。
正解はもっと耳馴染みのある言葉。
類語には「幼馴染」「旧友」「腐れ縁」などがありますよ。
さて、あなたは何と読みましたか?
「昔の誼」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「むかしのよしみ」
です!
「昔の誼」は、
「以前に付き合いがあったことから生まれる情や親しみ」という意味の言葉です!
「昔の誼で力を貸してやるよ」
「昔の誼で上京してからも定期的に会っている」
など、幼馴染や学友に対して使うことが多い言葉です。
「誼」自体に「親しみ」という意味があるので、
さまざまな言葉と組みわせて使われます。
たとえば「同郷の誼」といえば、出身地が同じ者同士の情や付き合いを表します。
「同期の誼」といえば、同期入社の人同士のつながりを表しますよね。
漢字は知らなくても、自然と使っていた方もいるはず。
馴染みのある漢字なので、一度覚えておけば一生忘れません!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!