今回の難読漢字は「総帥」「陥穽」「寸隙」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「総帥」
「総帥」
これ、何と読むかわかりますか?
結構読み間違えやすいこの漢字。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「総帥」読み方のヒント!
「総帥」は、一見すると「そうし」と読んでしまいますよね。
ですが「そうし」という読み方は不正解です!
「総帥」の文字が「師」と似ているため、
間違えてしまいやすいのですが、
正しくは4文字「そう〇〇」と読みます!
さて、あなたは何と読みましたか?
「総帥」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「そうすい」
です!
「総帥」は、
「全軍を率いる総大将」を表した言葉です!
転じて「企業グループなどの大きな組織を率いる人」という意味でも使われます。
現在はこちらの使われ方が多いですね。
例文でいうと
「財閥の総帥が直接指示をするそうだ」
「悪の総帥が現れた」
などで使われます。
普段はなかなか使うことがないかもしれませんが、
ドラマ、アニメなどではよく使われます。
また、小説などでも比較的よく見かける漢字。
軍隊の総大将という意味から、
組織を牛耳っていて、誰も口出しができない存在…という意味まで含みます。
文脈や「総帥」と言われる人物の性格などによって、
意味合いが微妙に異なるので注意しましょう!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
2問目はこの漢字!「陥穽」
「陥穽」の読み方をご存じでしょうか?
「陥」の方はよく見かけるのですが「穽」という字は見たことがないという方も多いかもしれません。
「井」という字が見えるので「かんい」と読みたくなりますが、それは間違いです。
「穽」は漢字検定1級レベルの漢字なので、超難問ですね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「陥穽」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 落とし穴や罠(わな)のこと
- 「これは敵が仕掛けた陥穽ではないだろうか」のように使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「陥穽」の読み方!正解は!?
正解は「かんせい」です!
「陥穽(かんせい)」とは落とし穴や罠、策略のことをいいます。
「陥」は、落ちる、入り込む、だますといった意味。
「穽」は訓読みで「おとしあな」と読むことができます。
つまり「陥穽」は人をだましたり、陥れるための落とし穴といった意味になるのです。
また、策略に陥れられることを「陥穽に陥る」と言います。
最後はこの漢字!「寸隙」
「寸隙」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「寸」は約3.03㎝のことなので、わずかな隙というイメージで合っています!
そして読み方も一寸、二寸の(すん)です!
でも(すんすき)とも(すんしょう)とも読みません。
さて、「寸隙」と書いてなんと読むでしょうか?
「寸隙」読み方のヒントは?
「寸隙」は、僅かの暇、僅かな隙、僅かな隙間という意味です。
僅かな隙をつくことを「寸隙をつく」なんていいますよね。
スポーツ中継などで「寸隙を狙った攻撃」というリポーターの言葉を、聞いたことがありませんか?
寸隙をつくことができれば、きっと見事な結果に結びつくでしょう。
この場合の寸隙は僅かな隙、僅かな隙間のことですね。
「寸隙も取れないほど忙しい」というのは、暇、時間のことを指しています。
「寸隙」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「寸隙」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「すんげき」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。