今回のお題は「自堕落」「鑾」「読了」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「自堕落」
「自堕落」と書いて、なんと読むか分かりますか?
本能の赴くままに生活していると、よく「自堕落な生活」と揶揄されることがあります。
自分がしているとそんなに悪い事とは思えないのですが、人の自堕落はよく目に付くのです。
自分の中の幸せ度はまあまあマックスなのですが、周りから見ると目に余るのでしょうか?
自堕落な人も、なりたくてなった訳ではないと思うのですが。
そんな、きっと目にすることも多い、「自堕落」という漢字。
あなたは読めますか?
「自堕落」読み方のヒントは?
分かりやすく言うと、「自堕落」の反対は「几帳面」になります。
なので、やる気がない、だらしない、ふしだらな、仕事をしない、続かないなど全てが「自堕落」となります。
「自堕落」な生活を続けて、身持ちを崩してしまう、酒におぼれてしまうなども「自堕落」となります。
とはいっても、毎日几帳面に整った生活を続ける事ができるのは氷山の一角です。
息抜きに週末に思うままに過ごすのも「自堕落」となりますので、ほとんどの人が「自堕落」を身近に感じているでしょう。
「自堕落」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
もうひとついうと「堕落」は(だらく)です。
「〇だらく」です!
さて、もうわかりましたか?
「自堕落」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「じだらく」
です!
人に迷惑をかけなければ、自堕落な時間があってもいいと思います!
読み方もぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「鑾」
「鑾」を何と読みますか?
画数が多くてややこしいですね。
これが読めたらかっこいいですよ!
「鑾」の読み方のヒントは?
1.「鑾」をひらがなにすると2文字になります。
2.高貴な方の乗り物に飾られています。
3.銅や青銅製の物が多いです。
正解は…
正解は「すず」でした!
「鑾」の音読みは「ラン」、訓読みは「すず」、画数は27画、漢検1級の漢字です。
「鑾」を分解してみると、下部は「金」ですね!
上部は「䜌(ラン)」と読む漢字です。
「䜌」には、乱れる・もつれる/もつれを解く・絶え間なく・途切れなく続くさまという意味があります。
昔、日本の天皇や中国の皇帝など、その国の高貴な人は「天子」と呼ばれました。
天子が乗る馬車、もしくは天子の馬車を引く馬には「鑾」が付けられていたそうです。
「鑾」は金属製で、同じ読みの「鈴」と似ていますが、もっと大きな物です。
「鑾」が付いた御車を「鑾駕(ランガ)」または「鑾輿(ランヨ)」といいますよ!
「鑾」を使う言葉
鑾鈴(ランレイ):馬車に付ける鑾と同義。
金鑾殿(キンランデン):中国の三大殿のうちのひとつ、北京市にある「大和殿」の別名として知られる。
鑾野御前神社(すずのごぜんじんじゃ):東京都西多摩郡檜原村にある神社。可愛らしいオオカミ像が有名。
最後はこの漢字!「読了」
「読了」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(どりょう)ではないのです!
さあ、なんと読むでしょう?
「読了」読み方のヒントは?
ヒントは全体で5文字、「〇〇〇〇〇」となります。
ある動詞で、一般的なある動作を表す言葉です。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「読了」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「ど」です。
意味としてはとても一般的ですが、使用に関してはあまり一般的ではないかもしれません。
意味も読み方も、まさに漢字通り素直なものです。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「読了」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「どくりょう」
です!
「読了」は「読んだ」という意味の言葉です。
「読んだ」との違いは、一般的にはある程度まとまった文章量がある書籍などを読み終わった際に使用されることが多いですね。
読書好きな方がよく、SNSなどで「〇〇読了」と書き込んでいるのを目にします。
「読む」という漢字に、物事が終わったことを表す「了」が組み合わさった言葉なので、意味的にもそのままですね。
似た意味の言葉としては「読破」があります。読破は特に読むのが難しい本(内容的に難しい、大長編など)を読み切った場合に使われるそうです。