今回の難読漢字は「誤謬」「鍵盤」「花車」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「誤謬」
「誤謬」
これ、何と読むかわかりますか?
いかにも難しそうな漢字が使われているこの言葉。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「誤謬」読み方のヒント!
「誤謬」は、倫理学で使われている言葉です。
ですが、その意味が簡略化されて一般的に使われていることもあります。
読み間違いも多いこの言葉。
よく「ごびょう」と読まれているのですが、それは不正解!
でも読み方としてはとっても近いです。
さて、あなたは何と読みましたか?
「誤謬」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ごびゅう」
です!
「誤謬」は、
「まちがえることや、まちがい」のこと!
「誤謬を犯してしまう」「人の誤謬を正す」
などで使われます。
「間違い」や「誤り」と言い換えられますよ。
というのも、実は「謬」の漢字。
送り仮名をつけると「謬り」となり、「あやまり」と読むんです!
つまり「誤」も「謬」も、訓読みは同じ!
「誤謬」は、同じ意味の言葉を重ねた熟語なんです。
ちなみに「ごびょう」と読み間違えられがちなのですが、
あまりに間違えられるため
「ごびょう」と調べても掲載されている辞書もありますよ。
読み方も意味も覚えると、使い方もわかりやすくなります。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
2問目はこの漢字!「鍵盤」
「鍵盤」と書いて、なんと読むか分かりますか?
鍵の盤と書いていますが、難しい事は何もなく、誰でも触ったことのある物のことです。
子どもから大人まで使いますが、特に子どもが使いますね。
大人になってからも馴染みが深い人も居ますが、そこまで行くとプロレベルなのかも!
さて、「鍵盤」と書いてなんと読むでしょうか?
「鍵盤」読み方のヒントは?
「鍵盤」は、楽器についているアレのことです。
ピアノや鍵盤ハーモニカ、子供のころ触ったことがありませんか?
「鍵盤」の意味は、操作媒体である鍵を並べたものなんだそうです。
目に見える鍵盤しか見ておらず、構造なんて考えた事もありませんでしたが、
鍵盤自体は操作部なんだそうですよ。
弾く人によって全く曲のイメージが変わってくるので、操作といえば操作ですが、演奏という芸術を前にしては操作という印象ではないですよね。
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「鍵盤」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「けんばん」
です!
鍵盤ハーモニカ、今でも吹けますか?
最後はこの漢字!「花車」
「花車」と書いて、なんと読むか分かりますか?
なんと(はなぐるま)以外にも読み方があります!
さあ、なんと読むでしょう?
「花車」読み方のヒントは?
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。
ある状態を表す言葉で、日常生活で使われることも珍しくありません。
何か思い当たるものはあるでしょうか?
「花車」読み方のもうひとつのヒントは?
最初の一文字目は「き」です。
同じ意味で別の漢字でも表記されますが、その別の表記のほうが使われることが多いですね。
そちらの表記のほうが難しい漢字が使われていますが、馴染みがあるので逆に読める方が多いことでしょう。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「花車」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「きゃしゃ」
です!
「花車」は姿や形がほっそりして、上品さや繊細さ、弱々しさが感じられるさまを意味する言葉です。
「華奢」と表記されることが多いので、こちらであれば読めるという方も多いのではないでしょうか。
「花車」と「華奢」は読み方も意味も同じ言葉です。
「華奢」は華やかで美しいという意味の「華」と、ぜいたくという意味の「奢」が組み合わさった言葉で、そこから「細くて繊細な様子」を意味することは少しかけ離れて感じられます。
実は「華奢」は「かしゃ」とも読み、この場合は文字通りの「派手でぜいたくなこと」を意味する言葉となります。
また「花車」を「かしゃ」と読む場合は、「遊女を監督・指揮する女」を意味するそうです。
意味や文字から、どちらも遊女や花魁文化から生まれた言葉なんだろうな、と想像できますね。