今回は「堅魚」「疎疎しい」「御御籤」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「堅魚」
「堅魚」の読み方をご存じでしょうか?
「堅」は「けん」、「魚」は「ぎょ」と読むことができますが、「けんぎょ」と読むのは間違いです。
日常的によく耳にする言葉ですよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「堅魚」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 身近な魚の名前です
- 春になると「初堅魚」が北上してきます
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「堅魚」の読み方!正解は!?
正解は「カツオ」です!
「堅魚(カツオ)」はスズキ目・サバ科に属する魚の一種で、高知県では堅魚のたたきが郷土料理として有名ですね。
一般には「鰹(カツオ)」と表記するため、読みにくかった方も多いのではないでしょうか。
堅魚は一年に2回旬を迎える魚です。
春になると黒潮に乗って北上してくる堅魚は「初堅魚」と呼ばれ、赤みが多くて引き締まった身が特徴。
また、秋になると南下してくる堅魚は「戻り堅魚」と呼ばれ、脂がたっぷりとのったマグロのトロのような味わいを持ちます。
ぜひ、春と秋それぞれの味わいを楽しんでみてくださいね。
2問目はこの漢字!「疎疎しい」
「疎疎しい」の読み方をご存じでしょうか?
「疎」は「過疎(かそ)」などで使う「そ」という字ですが、「そそしい」と読むのはもちろん間違い。
ちなみに「疎か(おろか)」とも読めますが、「おろおろしい」でもありませんよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「疎疎しい」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇しい」の6文字
- 「疎い」と書いて何と読む?
- 眠いわけではありません…
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「疎疎しい」の読み方!正解は!?
正解は「うとうとしい」です!
「うとうと」という響きから「眠い」という意味を連想しがちですが、眠いわけではありません。
「疎い」と書いて「うとい」と読み、「疎い」とはその事柄や人に詳しくないという意味です。
そして、「疎い」をふたつ重ねた「疎疎しい」は「親しくない」「よそよそしい」という意味になります。
ほとんど耳にすることのない表現ですが、この機会にぜひ覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「御御籤」
「御御籤」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に「おおせん」と読むのは、残念ながら間違いです。
日常でよく耳にする言葉なのですが、漢字を知っている方は少ないかも…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「御御籤」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 初詣はこれで今年の運勢を占います
- 境内の木に結び付けて帰る人も
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「御御籤」の読み方!正解は!?
正解は「おみくじ」です!
一般にはひらがなで表記されるので、読み方がわからない人も多かったと思います。
しかし、ヒントを読むとほとんどの方が正解できたでしょう。
「御御籤(おみくじ)」とは、初詣などで神社へお参りした際に運勢を占うもの。
くじには縁起の良いものから順に「大吉」「小吉」「吉」「末吉」「凶」「大凶」の6種類があります。
中には「大吉」よりもさらに縁起が良い「大大吉」というくじのある神社もあるそうですよ。
ぜひ一度引いてみたいものですね!