今回のお題は「手綱」「沙雨」「遊冶郎」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「手綱」
「手綱」と書いて、なんと読むか分かりますか?
普段から乗馬をしている人は、すぐに分かったかもしれませんね!
もちろん手の綱と書いて(てづな)ではありません。
さて、それでは「手綱」と書いてなんと読むでしょうか?
「手綱」読み方のヒントは?
乗馬に関するイメージで合っています!
馬に乗って手で持つ所といえば、あそこしかありませんね…。そうです、あそこの事です。
手綱は馬をコントロールする所であり、鞭(むち)ではありません。
ちなみに足をかけるところは「鐙」(あぶみ)といい、座る所は「鞍」(くら)といいます。
綱というと、注連縄や綱引きの綱のようなイメージをしますが、皮でできています。
乗馬だけでなく、日常でも「手綱を緩める」とか「手綱を締める」なんて使います。
他人を抑制するという意味なので、主導権を握られていると思うとあまりいい気はしませんが人の上に立つ人には必要ですね。
「手綱」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「手綱」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「たづな」
です!
自由な人と付き合えば、自然に手綱を引き締めることになってしまうでしょう。
何事もバランスが大事ですね!
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「沙雨」
皆さん、虹の色は何色あるかご存知ですよね?
そうです、7色です!
ところが、ロシアで虹の色と言えば4色なんですって。
フランス語では「蛾」も「蝶」も「パピヨン」と表します。
他国の言葉と比べると、日本は風情がある言葉を沢山持っていますよね。
とくに自然や四季を表す言葉はたくさんあって、「雨」ひとつとっても「豪雨」だったり「氷雨」だったりさまざまな表現があります。
なんと、日本語には雨にまつわる言葉だけで1200語近くあるんだとか!
そこで今回の問題は「沙雨」です。
何と読むのか、さっそく行きましょう。
「沙雨」の読み方のヒントは・・・?
それでは、ヒントです!
幹事を文字ずつ見ていきましょう。
「沙雨」の「沙」は、音読みで「サ・シャ」、音読みで「すな・みぎわ・まさご・よな(げる)」と読みます。
「沙雨」の「雨」は、音読みで「ウ」、訓読みで「あめ・さめ・あま」と読みます。
それぞれの読み方を1つずつ選んで組み合わせれば、答えは見つかるはずですよ。
「沙雨」の読み方の答えは・・・
正解は、「さう」でした!
「沙雨」は、空から降る雨を表す言葉です。
「沙」には、「細かい砂」「水で洗って寄り分けて悪い物を取る」という意味があります。
「沙雨」は小さな砂粒のように細かい雨を表現する言葉なんですよ。
素敵な響きですね。
最後までおつきあいいただきありがとうございました!
最後はこの漢字!「遊冶郎」
「遊冶郎」って何て読むかわかりますか?
(ゆうじろう)ではありません!
よく見ると、「治」ではなく「冶」が使われています。
主に江戸時代から明治時代にかけて流行した言葉です。
男性を指して「あの人は遊冶郎だ」などと使います。
一体どんな人なのでしょうか?
読み方とともに考えてみてくださいね!
「遊冶郎」の読み方のヒントは?
「酒と女色に溺れる男」という意味があります。
また、遊女や遊郭で遊び、博打や遊興に熱中し、借金や浪費などで困窮するような人のことをこう呼びます。
さあ、何と読むか分かりましたか?
「遊冶郎」の読み方、正解は……
正解は……
「ゆうやろう」
です。
「放蕩者」や「道楽者」とも言い換えることができます。
くれぐれもお酒には気をつけてください!
あまりにも、お酒にのめりこんでしまうとアルコール依存症になってしまいます。
アルコール依存症になってしまうと、アルコールが切れると、手足が震えたり発汗したり、イライラが止まらなかったりします。
お酒を飲むときは、自分が飲める量を把握し、無理しない程度に嗜んでくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。