「劉覧」の読み方をご存じですか?
「覧」という字は「一覧」などで見かける字ですが、「劉」はあまり見かけませんね。
いったい何と読むのでしょうか?
「劉覧」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「○○○らん」の5文字
- 音読みです
- 「瀏覧」と書くこともあります
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「劉覧」の読み方、正解は・・・
正解は
「りゅうらん」
です!
「劉」には「ころす」というちょっと怖い意味がありますが、この場合は「つらねる」「ならべる」という意味になります。「覧」は「よくみる」という意味があるので、「劉覧」は「すみずみまで目を通すこと」という意味になります。「閲覧」の尊敬語としても使われることがあります。
「劉」と「瀏」の違い
ヒントに書いたように「劉覧」には「瀏覧」という書き方があります。
「瀏」は「劉」にさんずいが付いただけなので、似たような意味なのかと思うと、「きよい、あきらか」「風がすずしい」「ながれる、ながす」と全然違う意味を持っています。
「劉」の場合は「つらねる、ならべる」の意味で、「瀏」の場合は「ながれる、ながす」の意味でそれぞれ使われているのです。
実際の「劉覧」は並べたものをすみずみまで流れるように読むことなのかもしれませんね。
普段の会話で使われることはあまりない言葉ですが「劉覧」の意味や読み方を是非覚えておいてくださいね。