今回のお題は「頓服」「蔓茘枝」「茹る」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「頓服」
「頓服」の読み方をご存じでしょうか?
「がんふく」ではありませんよ。
「顔」は「がん」と読めますが、「頓」には「がん」という読み方はありません。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「頓服」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 薬に関する言葉
- 狭心症の〇〇薬が処方された
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「頓服」の読み方!正解は!?
正解は「とんぷく」です!
「頓服(とんぷ)」とは症状が出たときに服用する薬のことで、1日何回飲むとか食後に飲むとか、決まっていないものをいいます。
たとえば解熱剤なら「38.5度以上の発熱時に使用する」「最低3~4時間あけて服用する」といったふうに、飲み方を定められてることが多いでしょう。
また、解熱剤や鎮痛剤のことを「頓服」と呼ぶと思っている人もいますが、それは間違い。
頓服には、解熱や鎮痛以外にも吐き気止めや発作治療薬など、さまざまな症状に応じたものがあります。
2問目はこの漢字!「蔓茘枝」
「蔓茘枝」の読み方をご存じでしょうか?
パッと見た印象で「つるかえだ」と読むのは、もちろん間違いです。
とはいえ、何と読むのかさっぱり見当もつかない人が多いかもしれません。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「蔓茘枝」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 夏野菜の一種です
- 産地としては沖縄が有名
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「蔓茘枝」の読み方!正解は!?
正解は「つるれいし」です!
「蔓茘枝(つるれいし)」とはビタミンCをたっぷり含む夏野菜「ゴーヤー」のこと。
ゴーヤーは別名「苦瓜(にがうり)」とも呼ばれ、英語では「bitter melon」といいます。
ゴーヤーが日本に入ってきたのは江戸時代で、九州や沖縄で作られ出したのが始まり。
独特の苦みがゴーヤの特徴ですが品種によって苦みの強さは異なり、強いものからほとんど苦くないものまでさまざま。
また、中には白いゴーヤやイボイボの無いものなど、いろんな品種が出ています。
最後はこの漢字!「茹る」
「茹る」の読み方をご存じでしょうか?
「ゆる」と読んでしまいそうになりますが、それは間違い。
日常でよく耳にする言葉ですが、漢字で書くことは珍しいので読めない方も多いかも…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「茹る」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇る」の3文字です
- 暑さでぐったりとすること
- 「猛暑で茹るような暑さが続く」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「茹る」の読み方!正解は!?
正解は「うだる」です!
「茹る(うだる)」とは、ヒントで示したように「暑さでぐったりとすること」をいいます。
また「疲れたり酔ったりしてフラフラになる」ことも「茹る」と言いますが、ほとんどは暑さでぐったりした場合に使われる言葉ですね。
「茹る」という表現は、特に夏場になると日常会話やテレビニュースなどでしょっちゅう耳にします。
漢字でも読み書きできるように、この機会に覚えておいてくださいね。