今日の難読漢字は
「鏃」
「陳奮翰奮」
「雄渾」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「鏃」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2023/08/toi_kanji_389.jpg)
「鏃」は、漢字のイメージから別の読み方と勘違いされがち。
みなさんのなかにも「すき」や「くわ」と読んだ方もいるのではないでしょうか。
これはどちらも不正解!
実際は、とある武器に使われるものなのですが……
さて、あなたは何と読みましたか?
「鏃」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「やじり」
です!
「鏃」は、
「矢の先につける、鋭い刃物の総称」という意味の言葉です!
矢の先についている鋭利な部分のこと。
これがあることで対象物に刺さりやすくなったり、貫通しやすくなるんです。
一般的には「矢尻」と書くことが多いですね。
一般的には鉄製のものが多いですが、弓矢の歴史は古いもの。
狩猟時代には石や動物の骨などを加工して、鏃にしていました。
ちなみに「鏃」という漢字には、もう一つ訓読みの読み方があります。
それが「鏃い」と書いて「するど-い」と読むもの。
「やじり」もそうですが「するどい」も一般的には「鋭い」と書きます。
さまざまな書き方も知っていると、書き分けができて細微な文章表現が可能になります。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「陳奮翰奮」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2023/08/toi_kanji_390.jpg)
「陳奮翰奮」は、会話の中でも使われる表現の一つ。
この漢字を見て「全然読み方がわからないよ〜!!」と思った方は、
まさに今「陳奮翰奮」な状態です!
さて、あなたは何と読みましたか?
「陳奮翰奮」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「ちんぷんかんぷん」
です!
「陳奮翰奮」は、
「言葉や話が通じず、さっぱりわけがわからない」という意味の言葉です!
例文としては
「彼の言い分は理屈が通っていない陳奮翰奮なものだった」
などのように使います。
元々は「ちんぷんかん(陳奮翰)」という言葉だったのですが、
語感からか「ちんぷんかんぷん」になったようです。
漢字は「陳奮翰奮」のほかにも「珍紛漢紛」や「珍糞漢糞」なんて書くことも。
いずれも当て字なので、どれを書いても正解です!
ただ、ひらがなで書いた方が読みやすく一般的。
普段もし使う機会がある場合は、ひらがなかカタカナで書くといいですよ。
知識として知っておくと、ちょっと面白い漢字「陳奮翰奮」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「雄渾」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2023/08/toi_kanji_391.jpg)
「雄渾」は、漢字それぞれの読み方を正しく理解できていれば簡単に読めるはず。
「雄」は人の名前にも使われる一般的な漢字。
「英雄」なんて漢字にも使われていますね。
一方「渾」は「軍」というパーツに引っ張られて「ぐん」と読んでしまいがち。
でも実際は「渾身」なんて漢字に使われますよ!
さて、あなたは何と読みましたか?
「雄渾」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「ゆうこん」
です!
「雄渾」は、
「力強く、勢いがあって勇ましいこと」という意味の言葉です!
このような意味が書かれていると、体力や筋力がある人のことを思い浮かべませんか?
でも現在一番使われているのは、美術や書画における分野なんです。
例文としては
「この作家の筆致は雄渾だ」
「雄渾な文章で名だたる賞を総なめした」
などがあります。
いずれも「力強くて勢いがあり、堂々としている」という意味で使われていますよ。
知っていると褒め言葉のレパートリーが増え、
豊かな文章表現につながる「雄渾」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/01/26482743_150_0.jpg)