今日の難読漢字は
「擢んでる」
「正鵠」
「寿ぐ」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「擢んでる」
「擢んでる」
これ、何と読むかわかりますか?
まさに難読!という感じに、送り仮名がついていますね。
なんだか読めそうだけれど、正解はいかに……
さあ、あなたは何と読みましたか?
「擢んでる」読み方のヒント!
「擢んでる」は、「抜擢」と同じ漢字を使っています。
そのため「てきんでる」と読んでしまった方もいるのでは?
実はこの漢字、もっと読みやすい漢字で書かれることが一般的。
しかも「抜擢」と意味が似ているんです!
さて、あなたは何と読みましたか?
「擢んでる」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「ぬきんでる」
です!
「擢んでる」は、
「人並み外れた才能がある」という意味の言葉です!
一般的には「抜きん出る」と書くことが多い漢字なんです!
こちらなら誰でも読めますよね。
「擢」には「ひきぬく」「ぬいてでている」という意味があります。
まさに「抜擢」「抜きん出る」と同じ意味ですよね!
ちなみに全く同じ意味・読みで、別の漢字もあるんです。
それが「抽んでる」!
「抽」も「抽選」「抽出」など「多くの中から選び取る」という意味の漢字です。
同音・同義でこれだけ色々な言葉があるのは面白いですよね!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
2つ目の漢字は「正鵠」
「正鵠」
これ、何と読むかわかりますか?
「何かの鳥の名前?」と思う方がいるかも。
実際の答えはどうなのでしょうか。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「正鵠」読み方のヒント!
「正鵠」は、よく「せいこう」と読まれがち。
現在は「せいこう」と打っても変換されますが、実はこれ間違いなんです。
正解にかなり近いのですが、最後の一文字だけ違います!
さて、あなたは何と読みましたか?
「正鵠」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「せいこく」
です!
「正鵠」は、
「話の要点」や「相手の急所となる部分」という意味の言葉です!
もともと「正」にも「鵠」にも、
弓矢の的の中心にある黒い点を表すのだとか。
その黒い点は的の中の要点であることから、
「正鵠」が「急所」「要点」という意味になったそうです。
例文としては
「あなたの話は正鵠を得ないからわかりにくい」
「正鵠な批判を聞いてしまい耳がいたい」
などと使いますよ。
比較的古風な言葉なので、使う場面は限られるかも。
その分、知っていると一気に知的な印象になります。
手紙やスピーチなどで使うタイミングがあれば、使ってみましょう!
知っているとちょっと賢く見える漢字「正鵠」」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
3つ目の漢字は「寿ぐ」
寿命や米寿など、「じゅ」と読むことが多い「寿」という漢字。
あなたはそれ以外の読み方を知っていますか?
たとえば、「寿ぐ」という表現。
もちろん「じゅぐ」ではありません。
あなたは読むことができますか?
「寿ぐ」の読み方のヒントは?
意味としては「お祝いの言葉を述べる」というものが当てはまります。
また、「寿」1文字で「ことぶき」と読むことができるのはご存知のはず。
「ことぶき」そのままではありませんが、少し近い読み方ではあります。
送り仮名を入れて4文字。
「〇〇〇ぐ」
分かりましたでしょうか?
正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/04/4247942_m.jpeg)
正解は…
ことほぐ
でした!
あまり日常生活で使うことはありませんが、なんだか縁起の良いこの言葉、覚えておいて損はないでしょう。
全く同じ意味・読みで「言祝ぐ」とも表記されるので、どちらの漢字が出てきても読めるようにしておくとスマートです。
周囲の人におめでたいことがあれば、素直に寿ぐことができるような人でありたいですね。
まとめ
今日の難読漢字3つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!