漢字読み講座

読めるかな?難読漢字に挑戦!「白地」「墨魚」「角力」の3問です!

今日の難読漢字は

「白地」

「墨魚」

「角力」

以上、3問です!

さあ、挑戦してみてください。

 

1つ目は「白地」

 

「白地」って何て読むかわかりますか?

(しろじ)ではありません!

(はくち)でもありませんよ!

 

「白」という色のイメージを考えると、

このような読み方ができたのも頷けます。

 

「白色」にどのようなイメージを持っていますか?

いろいろと想像してみてくださいね!

 

さあ、一体何と読むのでしょうか?

 

「白地」の読み方のヒントは?

  1. ひらがなで5文字です。「〇〇〇〇〇」
  2. 「隠さず、ありのまま」という意味があります。
  3. 「明白」と書いても同じ読み方をします。

 

さあ、何と読むか分かりましたか?

「白地」の読み方、正解は……

正解は……

 

「あからさま」

 

です。

 

もともと(あからさま)という言葉は、「包み隠さず、明らかになる」という意味の言葉ではありません。

 

離れるを意味する「散れ(あかれ)」と漠然と方向を表す「さま」が組み合わさってできており「ちょっとその場を離れる」という意味しかありませんでした。

そこから「ちょっとの間」「さしあたり」という意味に派生していきます。

 

しかし「あからさま」は「明らさま」という漢字を使うという誤解から

「明白な」「ありのまま」という意味で使うようになりました。

 

まさに「白」のイメージですね!

 

2つ目は「墨魚」


「墨魚」って何て読むかわかりますか?

(すみざかな)ではありません!

(ぼくぎょ)とも読みますが、もっと分かりやすい読み方があります!

 

「墨」を持っている海の生き物といえば・・・

簡単ですね!

ぱっと思い浮かぶのは2種類の生き物・・・

そのどちらかが正解です!

 

さあ、一体何と読むのでしょうか?

 

「墨魚」の読み方のヒントは?

  1. ひらがなで2文字です。「〇〇」
  2. 魚ではありません!
  3. 8本の腕と2本の触腕を持っています。

 

さあ、何と読むか分かりましたか?

「墨魚」の読み方、正解は……

正解は……

 

「イカ」

 

です。

「烏賊」とも書きます。

 

実は、イカは状態によって数え方が違うんです!

 

生きているイカは「匹」

水揚げされたイカは「杯」

干されたイカは「枚」

複雑です・・・。

 

また、イカなのに腕が8本しかないものもいます。

「タコイカ」という名前です。

ややこしいですね!

 

基本的にイカは8本の腕の他に2本の触腕を持っています。

この2本の触腕を使って、獲物を捕まえているのです。

しかし、タコイカは8本の腕で包み込むように獲物を捕まえます。

従って、2本の触腕が退化したと考えられています。

 

ちなみに味はイカの味がするそうです。

 

やはりイカの仲間のようですね!

 

3つ目は「角力」


「角力」って何て読むかわかりますか?

(すみりょく)ではありません!

(かくりょく)(かくりき)とも読みますが、もっと分かりやすい読み方があります!

 

実は、スポーツの名前です。

日本では非常に親しみのあるスポーツと言っても過言ではありません!

 

テレビでも放送されています。

 

さあ、一体何と読むのでしょうか?

 

「角力」の読み方のヒントは?

  1. ひらがなで3文字です。「〇〇〇」
  2. 日本の国技として親しまれています。
  3. まわしをつけた裸の2人が土俵の上で力比べをする競技です。

 

さあ、何と読むか分かりましたか?

「角力」の読み方、正解は……

正解は……

 

「すもう」

 

です。

 

「相撲」とも書きます。

 

相撲界を「角界」と表現するのは、すもうを「角力」と書いていた名残です。

 

沖縄角力(おきなわすもう)ではこの「角力」という漢字を使います。

琉球王国時代から数百年続く、伝統文化です。

 

琉球角力は裸ではなく、柔道着を着て戦います。

土俵から出ても負けにはならず、相手の両肩が地に着いたら勝ちです。

 

また、立ち合いはなく四つに組んだ状態から始めます。

 

多少ルールは違いますが、相撲も沖縄角力も昔から皆に愛されてきた伝統あるスポーツです!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ABOUT ME
yama-sa
佐賀県在住の佐賀をこよなく愛するライターです。