「盥漱」を何と読みますか?
毎日しっかり心がけたいことですよ。
早速ヒントを見てみましょう!
「盥漱」の読み方のヒントは?
1.「盥漱」をひらがなにすると、4文字になります。
2.「盥漱」に似た意味の熟語には、「禊」「沐浴」「潔斎」などがあります。
3.『侍奉紳士は婦の早起盥漱する時より、』ハンス・クリスチャン・アンデルセン/訳・森鴎外「即興詩人」より引用
正解は…
正解は「かんそう」でした!
「盥漱」とは、手を洗い、口をすすぐこと。身を清めることです。
「盥」は「たらい」、「漱」は「うがい水(すすぎ)」を意味します。
神社やお寺の手水鉢(ちょうずばち)をよく見ると、「盥漱盤(かんそうばん)」と刻まれていることがありますよ。
また、浄土宗では朝の洗顔や手洗いの際に「盥漱偈(かんそうげ)」を唱えるのだそう。
「盥漱」に角(ツノ)を加えると「角盥漱(つのはんぞう)」という角盥(つのだらい)の付喪神になります。
「盥」の音読みは「カン」、訓読みは「盥ぐ(すすぐ)・盥ぐ(そそぐ)・盥(たらい)」、漢検1級16画の漢字です。
「漱」の音読みは「シュウ・シュ・ソウ」、訓読みは「漱(うがい)・漱ぐ(すすぐ)・漱ぐ(くちすすぐ)」、漢検1級1画の漢字です。