「誣罔」を何と読みますか？
「誣」は「証」ではないし、
「罔」は「岡」ではないし、
早速ヒントを見てみましょう！
「誣罔」の読み方のヒントは？
1.「誣罔」をひらがなにすると、3文字になります。
2.「誣罔」の類義語には、「中傷」「誹謗」「非毀」などがあります。
3.『福沢先生その誣罔を弁じ、』福沢諭吉「徳育如何」より引用
正解は…
正解は「ふもう」でした！
「誣罔」とは、あることないことを言って他人を謗る（そしる）こと、事実を歪曲して非難すること、おとしいれることです。
「誣罔」の「誣」には、あざむく、そしる、しいる、罪のない人を有罪におとしいれるなどの意味があります。
日本では刑法一七二条に「誣告罪（ぶこくざい）」という罪が規定されています。
「誣告罪」の意味は、「人に刑事処分や懲戒処分を受けさせる目的で虚偽の申告をすること」です。
「罔」には、おろか、無知、あざむくなどの意味があります。
「罔」の音読みは「ボウ・モウ・ム」、訓読みは「あみ」「くらい（罔い）」「罔い（ない）」、「罔いる（しいる）」、漢検1級、8画の漢字です。
「罔（あみ）」と読む場合は、鳥獣を捕らえる網のことを指します。
どちらもあまりポジティブな意味で使われる漢字ではありませんね。
