漢字読み講座

今日の難読漢字は「徒跣」「渇仰」「驕慢」の3問です!どれか1問でも読めたらすごい!それほど難問揃いです・・・

今日の難読漢字は、

「徒跣」

「渇仰」

「驕慢」

の3問です!

どれか1問でも読めたらすごい!

それほど難問揃いです・・・

それでは早速行きますよ!

難読漢字第1問「徒跣」

「徒跣」って何て読むのでしょうか?

「徒跣」の漢字をよく見ると、「走」や「足」などが使われているので、何となく「足(あし)」に関係ある漢字のような気もしますよね?

「徒跣」は何と読むのか?

どういう意味の漢字なのかも、合わせてみていきましょう。

「徒跣」の読み方のヒントは・・・?

それでは、ヒントです!

「徒跣」の「徒」は、次のような意味があります。

  1. いたずらに。むだ。役に立たない。
  2. 何も手に持たない。素手。
  3. なかま。ともがら。
  4. 弟子。門人。
  5. 労役。
  6. 乗り物に乗らずに歩く。

「徒」は実に多くの意味を持つ漢字なんですね・・・!

そして「徒跣」の場合、「徒」は「乗り物に乗らずに歩く」の意味で使われています。

「徒跣」の読み方は、ひらがなで「と〇〇」の3文字ですよ。

考えてみましょう。

「徒跣」の読み方の答えは・・・

正解は、「とせん」でした!

「徒跣(とせん)」とは、「履物を履かないではだしで歩くこと」という意味です。

「跣」は「はだし・すあし」という意味の漢字なんですよ。

「はだしで行く」という意味の「跣行(せんこう)」という言葉、「はだしの足」と言う意味の「跣足(せんそく)」という言葉もあります。

難読漢字第2問「渇仰」

「渇仰」という漢字、読めますか?

もしかして・・・「かっこう」!?

さすがにそれは違うかもしれませんが・・・見慣れない漢字ですよね。

さて正解は?

どのような意味があるのかも合わせて、さっそく見ていきましょう。

「渇仰」の読み方のヒントは・・・?

それでは、ここでヒントです。

「渇仰」の「渇」は、次のような意味があることは、皆さんご存知ですよね。

  • かわく
  • かれる
  • 水を欲しがる

さらに、次のような意味もあるんです。

  • 欠乏して満たしたいと切実に願う。

たとえば「渇望する」という言葉がありますよね。

そして「活仰」の読み方ですが、ひらがなで「かつ〇〇」と読みます!

もう、分かりましたよね?

「渇仰」の読み方の答えは・・・

正解は、「かつごう」でした!

「渇仰(かつごう)」は、次のような意味の言葉です。

  • 深く仏を信じること。
  • 心から憧れ、慕うこと。

「仰」には「上を見る」「憧れる」「あがめる」などという意味があるんです。

「渇仰(かつごう)」は、たとえば「恩人を渇仰してやまない」「多くの人に渇仰された高僧」などというように使われます。

だれかに「渇仰(かつごう)」されてみたいものですね・・・

難読漢字第3問「驕慢」

「驕慢」・・・

ごうまん

たいまん

じまん

「〇慢」っていう単語はたくさんありますね。

ただ、ごうまんは「傲慢」、たいまんは「怠慢」、じまんは「自慢」ですよね・・・

「驕慢」の「驕」は、「騎馬戦(きばせん)」の「騎(き)」に似ているから「きまん」?

・・・でも、「騎」と「驕」は似ているけれど違う漢字ですよね。

何と読むのか、さっそく見ていきましょう!

「驕慢」の読み方のヒントは・・・?

それでは、ヒントです。

「驕慢」の読み方はずばり、ひらがなで「〇〇〇まん」の5文字です。

問題となるのはやはり、「驕」の文字ですよね・・・

そこで「驕」の右側のつくりを見てください!

このつくりが使われる漢字には、「矯正」の「矯(きょう)」、「華僑(かきょう)」の「僑(きょう)」などがありますが・・・

もう、分かりましたよね?

「驕慢」の読み方の答えは・・・

正解は、「きょうまん」でした!

「驕慢(きょうまん)」とは、「おごりたかぶって、人を見下すこと」を指す漢字です。

決して良い印象を与える言葉ではないですよね・・・

自分の態度が人から見て「驕慢(きょうまん)」にならないように、常に気を付けていきたいものですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!