今回のお題は「邪道」「窮める」「寛容」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「邪道」
「邪道」と書いて、なんと読むか分かりますか?
今回の漢字はちょっと簡単かもしれませんが、改めて「邪道」の意味も含めておさらいするつもりで答えてみてください。
さて、「邪道」と書いてなんと読むでしょうか?
「邪道」読み方のヒントは?
「邪道」の意味は、仏教用語で、仏道に外れた不正な教えのこと。という意味です。
基本的には悪いイメージの使われ方をしており、
「お金さえ儲かったら、やり方は何でもいいというのは邪道だ」
などと本筋から外れた、正当ではない方法で目的を果たすという意味合いで使われています。
料理の冒険をしようと、基本に逆らった調味料を付け加えたり、ちょっと自分流にアレンジするのも邪道なのですが、意外にも美味しいものが出来上がったりします。そういう食べ方を「邪道食い」といいます。
邪道はそんなに悪いものではないのかも……とついつい甘い誘惑に誘われてしまいますが、正当な方法で行わないと、当然失敗も多くなってしまいます。
それでも正論だけを押し付けてられていると息が詰まってしまいますから、たまには邪道な事もしたくなってしまうのが人間です。人に迷惑をかけない範囲の邪道は息抜きでもありますね。
ちなみに「外道」は道理に背いた考えを持つ者という意味です。こちらは本当に悪いという意味ですね。
ついでに「蛇の道は蛇」は、同類の者のすることは、同じ仲間なら容易に推測ができるという意味です。
「邪道」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「邪道」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「じゃどう」
です!
全てが正当ではければいけない生活は、疲れてしまいます。
たまに冒険して邪道な道を行くのもおすすめですよ。
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「窮める」
「窮める」と書いて、なんと読むか分かりますか?
一見、何の漢字だったっけ?と思うかもしれませんが、読み方を聞けば納得のあの言葉です。
ヒントは「これ以上どうしろというのか!」です。
ますます意味が分かりませんか?
では、「窮める」と書いてなんと読むでしょうか?
「窮める」読み方のヒントは?
「窮める」は、物事が行き詰ることです。
例文としては
- 困難を窮める
- 貧困を窮める
- 進退窮める
などなど。
もう自分ではどうにもならないような、行き詰まりの状態を指す時に使います。
全てにおいて困難になってしまえば「困難を窮める」といいますし、
元から貧乏なのに、電気代が値上がりすれば「貧困を窮める」ことになってしまいます。
そして、進むことも退くこともできない状態になってしまえば「進退窮まる」ということです。
「窮める」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇める」です。
さて、もうわかりましたか?
「窮める」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「きわめる」
です!
きわめるは3つ漢字がありますがざっくりいうと
極める=頂点
究める=謎を解明する
窮める=行き詰まり
という感じです。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「寛容」
「寛容」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「寛」は「寛大」にも使われている漢字で、なんとなく悪いイメージはないと思います。
そのイメージで合っていると思いますよ!
さて、「寛容」と書いてなんと読むでしょうか?
「寛容」読み方のヒントは?
「寛容」とは、他者の罪や落ち度、異論などを広い心で受け容れることです。
もともとは「耐える」「我慢する」という意味で使われていた言葉ですが、受け入れる、許すという意味で使われるようになりました。
自分の気持ちに余裕があれば、「寛容」することも簡単です。
しかし余裕が無ければ「寛容」することは難しいかも。
何事も大きな気持ちで受け止める姿勢が大事になってきます。
人が自分にとって嫌な事を言っても、寛容な態度を取れるようになれば立ち振る舞いとしてもスマートですね。
「寛容」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「寛容」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「かんよう」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。