今回の難読漢字は「豚肋」「怖ず怖ず」「お強請り」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「豚肋」
「豚肋」の読み方をご存じでしょうか?
「ぶたすけ」と読むのは、もちろん間違いです。
「肋」は「助(すけ)」という字に似ていますが、よく見ると違いますよね。
普段の生活で耳にする言葉なので、知ってる方も多いかもしれません。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「豚肋」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- スーパーで売られています
- 「豚」は「ぶた」と読んでOK
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「豚肋」の読み方!正解は!?
正解は「ぶたばら」です!
「豚肋(ぶたばら)」は、豚の胴のお腹の部分の肉の名称です。
スーパーなどでは「豚バラ」と表記されることも多い、お馴染みのお肉ですね。
「肋」は「肋骨(ろっこつ/あばらぼね)」にも使われる漢字としてご存じの方も多いでしょう。
豚肋は脂肪と赤身が三層になっているため「三枚肉」とも呼ばれる部位です。
脂身が多くてジューシーなのが特徴で、韓国料理のサムギョプサルにも使われます。
2問目はこの漢字!「怖ず怖ず」
「怖ず怖ず」の読み方をご存じでしょうか?
「怖い」は「こわい」と読みますが、「こわずこわず」ではありません。
ちなみに、普段の生活で耳にする言葉です。
漢字のイメージから想像してみてくださいね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「怖ず怖ず」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇ず〇ず」の4文字
- 「おそるおそる…」という意味
- 「怖ず怖ずしてないでサッサと行きなさい」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「怖ず怖ず」の読み方!正解は!?
正解は「おずおず」です!
「怖ず怖ず(おずおず)」とは「ためらいながら、おそるおそる何かをするさま」を表した言葉。
「怖」という字には「怖い(こわい)」という読み方以外に「物怖じ(ものおじ)」という読み方もあります。
「おずおず」という言葉は知っていても、漢字表記は知らない方が多かったかも知れません。
「怖ず怖ず」の使い方、この機会にぜひ覚えておいてくださいね。
最後はこの漢字!「お強請り」
「お強請り」の読み方をご存じでしょうか?
「強い(つよい)」と「請(せい)」で「おつよせいり」ではありませんよ。
日常で耳にする言葉ですが、これは読みにくい…
かなりの難読だといえるでしょう。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「お強請り」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「お〇〇り」の4文字です
- 「強請り」は「ゆすり」と読みます
- 「子供にお強請りされてゲームを買ってあげた」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「お強請り」の読み方!正解は!?
正解は「おねだり」です!
「お強請り」とは、年長者などに甘えて物をせがむこと。
小さな子にせがまれて、ついオモチャなどを買ってあげた経験のある方も多いでしょう。
ところがヒントにも示したように「強請り」は「ゆすり」と読みます。
「強請り(ゆすり)」は「人を脅して金品を要求すること」なので、「お」が付いた途端に意味がかわいくなるという珍しい言葉ですね。
「お強請り」という漢字は、覚えておくとちょっとした小ネタに使えるかもしれません。