「外甥」の読み方をご存じですか?
「甥」は兄弟姉妹の子どもの中でも男の子をあらわす言葉ですが、「そとおい」と読むと間違いです。
それでは、いったい何と読むのでしょうか?
「外甥」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「がい○○」の4文字
- 音読みです
- 部首から読み方が取られています
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「外甥」の読み方、正解は・・・
正解は
「がいせい」
です!
「甥」は最初に説明した通り「兄弟姉妹の息子」という意味ですが、「外」とつくことにより「妻の兄弟姉妹」の息子、または「他家に嫁いだ姉妹」の息子、という意味になります。
「外甥」、今ではあまり使われない!?
「外甥」と言うからには「内甥」という言葉もあるのかというと、こちらは使われないようです。普通に「甥」と言うようですね。
元々は家族が同じ戸籍に入っていたことから、戸籍「内」と戸籍「外」で区別されていたのですが、現在は結婚すると別の戸籍になるため、戸籍という意味では全員「外甥」になってしまいます。今は慣用的に使われていますが、「外」「内」という言い方は少しずつ使われなくなる傾向にあります。
見かけることはあまり無いかもしれませんが「外甥」の読み方と意味を是非覚えておいてくださいね。