漢字読み講座

「甚く」の読み方は?「かんく」と読むのは間違いです【難読漢字】

「甚く」の読み方をご存じでしょうか?

「甚だしい(はなはだしい)」という読み方ではよく使われますが、送り仮名が変わると一気に読みにくくなりますね。

「かんく」や「じんく」と読むのはもちろん間違いですよ。

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

「甚く」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇く」の3文字です
  2. 「とても」のような意味
  3. 「彼のスピーチに甚く感動した」のように使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「甚く」の読み方!正解は?

正解は「いたく」です!

「甚く(いたく)」とは「はなはだしく」「非常に」「とても」という意味。

「甚」という字は「普通の度を越えている」という意味を持つ漢字です。

「甚く」を使った例文としたは以下のようなものがあります。

  • 彼は新しい部屋が甚く気に入ったようだ
  • 先日公開された映画に甚く感銘を受けた
  • 決勝戦に敗れて甚く落ち込んでいる

また「甚く」の類義語には、「大いに」「めっぽう」「すこぶる」などがあります。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!