「奉る」と書いて、なんと読むか分かりますか?
「まつる」と読んだあなた、実はかなり惜しいです!
確かに「まつる」なんですが、いったい“何を”まつるのでしょうか?
さて、「奉る」と書いて、正しい読み方は何でしょうか!?
「奉る」読み方のヒントは?
「奉る」とは、目上の人に物を差し出したり、行動を及ぼしたりする場面で使われる言葉です。
また、形式的に高い地位にすえることも「奉る」と言います。
最近では「祭り上げる」といった皮肉を込めた意味で使われることも多く、注意が必要です。
神仏に奉納するような厳かな場面だけでなく、少しネガティブなニュアンスで使われている場合もあるので、文脈には気をつけたいですね。
「奉る」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇る」です。
さて、もうわかりましたか?
「奉る」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「たてまつる」
です!
「奉る」だけ奉っておいて、自分にメリットがなくなれば手のひらを返す──そんな人、意外と多いかもしれません。
でも、調子に乗らず堅実に生きていれば、誰かを奉ることも、奉られることもないはずです。
この言葉の意味、ぜひ覚えておきましょう。