漢字読み講座

【難読漢字】「遑」の読み方は?「ひま」以外でお答えください!

「遑」の読み方をご存じでしょうか?

「ひま」と読むこともできますが、今回の正解として求めているのは、もう一つの別の読み方です。

この漢字自体に見覚えがない、という方もいるかもしれません。

ですが、読み方そのものは日常で一度くらい耳にしているはずです。

では、そのもう一つの読み方が何なのか……あなたは思い当たりますか?

「遑」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
  2. 「暇」と書いても同じ読み方ができます
  3. 「枚挙に遑がない」などと使います

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「遑」の読み方!正解は!?

正解は「いとま」です!

「遑(いとま)」とは「ひま」や「時間のゆとり」といった意味。

ヒントでも触れたように、「暇」という字は「いとま」と読むことができ、「暇」と「遑(いとま)」は本来同じ意味を持つ言葉です。

そのため、「枚挙に遑がない」とは「数えきる時間がないほど多い」「一つ一つ挙げていたらキリがない」というニュアンスになります。

最近では、より馴染みのある字を使って「枚挙に暇がない」と書かれるケースの方が一般的かもしれませんね。