「鈍ら者」の読み方をご存じでしょうか?
「鈍」は一般的に「どん」と読みますが、だからといって「どんらもの」と読むのは誤りです。
実はこの言葉、ちょっと意外な読み方をするんです。
漢字そのものの意味を思い浮かべれば、なんとなくヒントになるかもしれませんが……。
さて、あなたは本来の読み方がわかるでしょうか?
「鈍ら者」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇ら〇〇」の6文字です。
- 「者」はそのまま「もの」と読みます。
- 「鈍」という字には「のろい」「にぶい」「おろか」などの意味があります。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「鈍ら者」の読み方!正解は!?
正解は「なまくらもの」です!
「鈍ら者(なまくらもの)」とは「なまけ者」や「だらしない者」という意味。
もともと「鈍(なまくら)」という言葉は、刃物にしっかり焼き入れがされず、“生(なま)のまま”で硬さが足りない刃を指していました。
つまり、よく切れない刃物=頼りにならない道具、というニュアンスが込められているわけです。
そこから派生して、働きが悪い人や怠けてばかりの人のことを「鈍ら者」と呼ぶようになった、という背景があります。
