漢字読み講座

【難読漢字】「脇付」は「わきつき」と読まれがちですが、実は違います。

「脇付」の読み方をご存じでしょうか?

「わきつき」と読んでしまいそうですが、残念ながら間違いです。

でも、かなりイイ線いってますよ…

さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?

読み方だけでなく、意味の方もぜひ考えて見てくださいね。

「脇付」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
  2. 手紙の宛名に関係があります
  3. 医療機関で見かけることがあるかも

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「脇付」の読み方!正解は!?

正解は「わきづけ」です!

「脇付け」と送り仮名をつける場合もあります。

「脇付(わきづけ)」とは、敬意や注意を示すために手紙の宛名に添えられる言葉です。

現代ではあまり使われませんが、医療機関の紹介状などで目にすることがあります。

以下に、代表的な脇付の例とその意味をご紹介します。

  • 侍史(じし):書状の管理を担当する役職者のことで、「お付きの方を通じてお伝えください」という意味があります。
  • 机下(きか):相手の机の下に差し出すことを表し、「机の上に置くほどの大げさなものではないので、机の下にでも置いてください」という意味が込められています。
  • 尊下(そんか):友人や同僚に使う脇付で、目上の人に使うと失礼になります。

ほかにもさまざまな種類の脇付があります。

現代ではあまり目にすることがなくなりましたが、教養として知っておくと役立つでしょう。