新聞でも小説でもよく見る「実に」という漢字ですが、「じつに」以外にも読み方があるのを知っていますか。
古文でも見かけますし、ドラマのシリアスな場面でも時々使われるのを見かけます。
1.「実に」読み方のヒントは?
現代文では「じつに」とほとんど同じ意味で使われます。
古文では「実に実にし」という単語があり、「なるほど、納得」というような意味で使われています。
2.「実に」の読み方、正解は…
正解は…
「げに」
です!
「実に」と書いて「げに」と読みますが、意味は「確かに」という肯定の意味合いで使われます。
ごくまれに、シリアスなドラマで比較的歳のいった重鎮のような人が「この会議の有様、実に滑稽である」と言ったりします。
「じつに」ではなく「げに」と読むことで、発言全体がなんとなく重厚長大なニュアンスを帯びますよね。
げに、言葉とは不思議なものです(笑)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。