今回の難読漢字は「風巻」「歌唄」「哩」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「風巻」
「風巻」の読み方をご存じでしょうか?
「風(かぜ)」+「巻(まき)」で「かぜまき」…
と、読むのはもちろん間違いです。
簡単な漢字しか使われていないのに、こうして並ぶと読み難いですね。
ちょっと風流で素敵な言葉ですが、日常で耳にすることはまず無いかも。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「風巻」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
- 冬の季語の一つ
- いいお天気だけど風巻が冷たくて寒いですね
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「風巻」の読み方!正解は!?
正解は「しまき」です!
「風巻き」という風に、送り仮名を付けて書く場合もあります。
「風巻(しまき)」とは、激しく吹き荒れる風のことで、俳句では冬の季語になっています。
また、雪交じりで吹き荒れる風は「雪風巻(ゆきしまき)」と呼ばれることも。
滅多に使われない言葉ですが、日本ならではの四季を彩る趣がありますね。
この機会にぜひ覚えてさりげなく使ってみると、一目置かれるかもしれません。
2問目はこの漢字!「歌唄」
「歌唄」の読み方をご存じでしょうか?
「歌」も「唄」も「うた」と読めますが、もちろん「うたうた」ではありません。
とはいえ、もちろん歌に関する言葉ではありますよ…
今回は、ほとんどの方が聞いたことのない言葉かもしれませんね。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「歌唄」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です。
- 仏教に関する言葉になります。
- 法要でお坊さんが唱えるお経も歌唄です。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「歌唄」の読み方!正解は!?
正解は「かばい」です!
「歌唄(かばい)」とは、仏や菩薩をお経という歌声で褒めたたえることをいいます。
法要などの儀式で、お坊さんが唱えるお経はまさに歌唄のひとつ。
楽器を使うことなく、声だけで音程を整えて歌われます。
日常で使う言葉ではないので、かなりの難問でした。
「歌唄」が読めた方はかなり漢字に詳しいか、もしくは仏教に関りのある方かもしれませんね。
最後はこの漢字!「哩」
「哩」の読み方をご存じでしょうか?
まさか「たぬき」と読んではいませんよね?
「狸(たぬき)」はケモノ編ですよ。
しかし「哩」は口編です。
こんな漢字見たこともない…かもしれません。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「哩」の読み方のヒントはこちら
- カタカナで書くと「〇〇〇」の3文字です。
- 距離を表す単位の一つです。
- 貯めると、航空券や電子マネーに交換できますよ。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「哩」の読み方!正解は!?
正解は「マイル」です!
日常でよく耳にする言葉でも、漢字になると全くわからなくなりますね。
「哩(マイル)」は英語で「mile」と書き、1マイルは1760ヤードで、約1.609キロメートルです。
近年ではマイレージサービスのポイントが貯まることで、すっかり耳慣れた言葉になりました。
「哩」は音読みでは「り」と読みます。
また、「英里」と書いても「マイル」と読むことができますよ。