漢字読み講座

【難読漢字】「痴がましい」の読み方は?様々な漢字がある言葉です!

「痴がましい」の読み方をご存じですか?

「痴」という漢字は「痴話げんか」などで使いますが、いったい何と読むのでしょうか?

「痴がましい」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○こがましい」の6文字
  2. 訓読みです
  3. 他の当て字を使うことが多い言葉です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「痴がましい」の読み方、正解は・・・


正解は

「おこがましい」

です!

「痴」という漢字は「おろか」などの意味がありますが、「痴がましい」は「ばかばかしい」「身の程をわきまえない」「生意気である」などの意味を持っています。

「おこがましい」に当て字が多い理由

「おこがましい」という言葉は他にも様々な漢字が当てられています。

いずれも難読漢字なので、どのような漢字であるかは触れませんが、何故複数の漢字が当てられるのでしょうか。

「おこがましい」という言葉は元々あった「をこがましい」の「をこ」に「ばかばかしい、おろか」という意味があったため「痴」という漢字を当てられるようになったそうです。他の当て字も「をこ」から連想された漢字を当てています。

なお「をこ」は最初「ばかばかしい」という意味だけだったのが、室町時代以降に「常軌を逸した、行儀の悪い、横柄な」という意味が追加され、ただばかばかしいことは「馬鹿」と称するようになったそうです。

使う場面を選ぶ言葉ですが「痴がましい」の読み方を是非覚えておいてくださいね。

ABOUT ME
さとう みえ
漢字が好きで、学生時代に漢字検定2級を取得するも、社会に出てから特に書き取りが怪しくなっていることに気付きました。子供の宿題に付き合いつつ自分も勉強し直す日々です。IT×子育てのサイトを運営しています。