今回の難読漢字は「肉刺」「閲する」「雀卵斑」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「肉刺」
「肉刺」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に読むと「にくさし」「にくし」ですが、もちろん間違いです。
と言われても、では何と読めばよいのか悩んでしまいますよね…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「肉刺」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇」の2文字です
- 手や足にできると、いや~なアレ
- まず水ぶくれができて、その後つぶれて固くなります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「肉刺」の読み方!正解は!?
正解は「まめ」です!
子供のころ、鉄棒の練習をしていたら手にまめができてしまって、痛い思いをした方は多いでしょう。
最初は水ぶくれができて、その後水ぶくれがつぶれて固いまめになりますよね。
まめは医学的には外傷性水疱(がいしょうせいすいほう)と呼ばれ、皮膚に摩擦などの刺激が加わってできる水疱のことをいいます。
ちなみに、靴擦れができる原理も同じです。
まめができると細菌感染を起こしやすいので、水ぶくれが破けないように注意しましょう。
2問目はこの漢字!「閲する」
「閲する」の読み方をご存じですか?
「閲」という字は「閲覧(えつらん)」「検閲(けんえつ)」などで使われる漢字です。
「えっする」という読み方もありますが、他の読み方が使われることも多いです。
いったい何と読むのでしょうか?
「閲する」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「け○する」の4文字
- 「閲」は「調べる」「見て確かめる」という意味があります
以上の2つのヒントから考えてみてください。
「閲する」の読み方、正解は・・・
正解は
「けみする」
です!
「閲」はヒントで書いた通り「調べる」「見て確かめる」という意味を持つ漢字なので「閲する」にも「調べる」という意味があります。
「旅券を閲する国境」
「文献を閲する」
などという使い方をします。「閲覧」と似た使い方ですね。
一方で「時の経過」をあらわす時に使うこともあります。
「それから春秋を閲すること十幾回」
という表現は、十数年の時が経過したことをあらわしていますが、ただ十数年経ったと書くよりも深みを感じますね。
普段見かける漢字に意外な読み方や意味があるのは面白いです。
是非読み方を覚えて、もし小説などで見かけたときは思い出してくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
最後はこの漢字!「雀卵斑」
「雀卵斑」の読み方をご存じでしょうか?
「じゃくらんはん」と読むこともできますが、もっと身近な読み方があります。
あなたもきっと見たことがある、あるものの呼び名です。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「雀卵斑」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 顔にできる褐色の小さな斑点のこと
- 紫外線は雀卵斑の原因になります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「雀卵斑」の読み方!正解は!?
正解は「そばかす」です!
「雀卵斑(そばかす)」とは、ヒントにも示したように顔にできる直径約3mm程度の褐色の斑点で、鼻や頬によくできます。
「雀斑」や「蕎麦滓」と書いても「そばかす」と読むことができますが、ほとんどの場合ひらがなかカタカナで表記されることが多いようです。
そばかすはシミの一種で色白の人にできやすく、紫外線が主な原因です。
しかし遺伝性が強いため、幼児のころから出現することも多いのが、他のシミとは異なる点だといえます。