漢字読み講座

【難読漢字】「需める」の読み方は?意味を考えると読めるかも!?

「需める」の読み方をご存じですか?

「需」という漢字は「需要」という言葉で見かけますが、送り仮名がついた場合、いったい何と読むのでしょうか?

「需める」の読み方のヒントはこちら

    1. ひらがなで書くと「○○める」の4文字
  1. 訓読み(表外読み)です
  2. 「需要」という言葉の意味から推測できるかもしれません

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「需める」の読み方、正解は・・・


正解は

「もとめる」

です!

「必要なこととして要求する」または「あてにして待つ」という意味があります。

「需」という漢字は「雨」と「而」から成り立っています。「而」は頭髪を切ってまげの無い人の形をあらわしており、「巫祝(ふしゅく)」という神に仕える人をあらわしています。日照りの時は巫祝たちが雨ごいをしたことから、「もとめる」という意味になったと言われています。

「需める」「求める」他にも・・・?

「もとめる」という言葉を聞くと真っ先に出てくるのが「求める」だと思います。違いはあるのでしょうか。

「求める」には「さがしもとめる」「ほしがる」という意味があります。同じような意味にも見えますが、雨ごいをする「需」は必要なものを探しに行くのではなく神に祈っている、というところが微妙に違いますね。

ちなみに他にも「もとめる」と読む漢字は多くあります。いずれも表外読みで、微妙に意味が異なるので、興味がある人は是非調べてみてください。

他にも同じ読み方の漢字があることと一緒に「需める」の読み方を是非覚えておいてくださいね。

ABOUT ME
さとう みえ
漢字が好きで、学生時代に漢字検定2級を取得するも、社会に出てから特に書き取りが怪しくなっていることに気付きました。子供の宿題に付き合いつつ自分も勉強し直す日々です。IT×子育てのサイトを運営しています。