「寸断寸断」の読み方をご存じでしょうか?
「寸断」はもちろん「すんだん」と読めますが、「すんだんすんだん」と読むのは間違いですよ。
しかし、意味はほとんど「寸断」と同じになります。
この言葉、しょっちゅう使うわけではないけれど、きっと耳にしたことがあるでしょう。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「寸断寸断」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です
- 一般には「寸寸」と書いて同じ読み方ができますよ
- 夏目漱石が作り出した漢字表現の一つです
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「寸断寸断」の読み方!正解は!?
正解は「ずたずた」です!
「寸断寸断(ずたずた)」とは、何かが切れ切れになったり、ひどく傷ついた様子を表す言葉。
一般には「寸寸」と書いて「ずたずた」と読みますが、「寸断寸断」の方がさらにひどい状態に感じますね。
この漢字表現はかの夏目漱石が考え出したものです。
彼は数々の当て字による漢字表現を生み出しており、たとえば以下のようなものがあります。
「無鉄砲(むてっぽう)」「五月蠅い(うるさい)」「頓珍漢(とんちんかん)」「滅茶苦茶(めちゃくちゃ)」
調べればまだまだありそうですが、さすが文豪、言葉や漢字への、鋭いセンスを感じます。
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