今回のお題は「古」「甚だしい」「擢んでる」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
- 1 1問目はこの漢字から!「古」
- 2 「古」の読み方のヒントはこちら
- 3 「古」の読み方!正解は!?
- 4 「古」とはどういう意味?その由来と日本語での使い方の変遷
- 5 古い日本語と現代日本語の比較:言葉の変化と文化的な意味合い
- 6 「古」の字の由来と漢字の変遷:象形文字から現代まで
- 7 古い言葉の魅力と今日の使い方:古語の復活と伝統文化の影響
- 8 古と未来の関係:伝統と革新のバランスを考える
- 9 2問目はこの漢字!「甚だしい」
- 10 「甚だしい」読み方のヒントは?
- 11 「甚だしい」読み方のもうひとつのヒントは?
- 12 「甚だしい」の読み方、正解は・・・
- 13 最後はこの漢字!「擢んでる」
- 14 「擢んでる」読み方のヒント!
- 15 「擢んでる」の読み方、正解は…
1問目はこの漢字から!「古」
「古」の読み方をご存じでしょうか?
今回は「こ」や「ふる」ではない読み方を正解とします。
「それ以外の読み方ってあった?」と思われる方も多いかもしれませんが、意外と耳にする言葉ですよ。
さて、あなたには正解がわかりますか?
「古」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 意味は、過ぎ去った遠い昔のこと
- 「京都は古の都の様子をとどめている」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「古」の読み方!正解は!?
正解は「いにしえ」です!
日常会話で使うことはあまりありませんが、テレビの旅番組や小説などではよく使われる言葉ですね。
「古(いにしえ)」とは、はるか遠くに過ぎ去った過去のことをいいます。
以下は「いにしえ」を使った例文です。
- 古い街並みを歩きながら、いにしえに思いを馳せる
- いにしえより受け継がれてきた伝統を守る
- いにしえの都には多くの観光客が訪れる
「いにしえ」の類語としては、「昔」「往日(おうじつ)」「こし方」などがあります。
「古」とはどういう意味?その由来と日本語での使い方の変遷
「古」という言葉は、時間的に過去に位置することや年月を経たものを指す意味を持ちます。
この言葉は、物事や情報が新しいものから遠く離れていることを表現する際に使用されます。例えば、古い建物や古代の文化、または昔の出来事を指す場合に「古」という言葉が使われます。
「古」の由来は、古代の中国から日本に伝わった漢字であり、日本語の中でも一般的な表現です。日本語における「古」の使い方は、時代とともに変遷してきました。
昔の言葉や表現方法が現代では使われなくなったり、歴史や伝統を重んじる意識が生まれるにつれて、古さを意味する言葉としての「古」の使い方も変わってきました。
古い日本語と現代日本語の比較:言葉の変化と文化的な意味合い
古い日本語と現代日本語の比較は、言葉の変化と文化的な意味合いに関して興味深いテーマです。
古い日本語は、平安時代や鎌倉時代などの古典文学や武士の文化を代表する言葉や表現が多く含まれています。
一方、現代日本語は、近代以降の変化や外来語の影響により、新しい言葉や表現が加わっています。
このような言葉の変化は、文化や社会の変化を反映しています。
古い日本語は、伝統的な文化や価値観を継承し、尊重する意味合いがあります。現代日本語は、国際化やテクノロジーの進化に合わせて変化し、多様性と新しさを表現する言葉が増えています。
「古」の字の由来と漢字の変遷:象形文字から現代まで
「古」の字は、象形文字の一つであり、物事が時間的に過去に位置していることを表現しています。
この字は、木と人の形を組み合わせて構成されており、木の年輪や人の頭部の形状を示しています。これにより、「古」は、物事が長い時間を経て古くなったことを象徴しています。
漢字は、中国から日本に伝わった文字であり、日本語表現の重要な要素です。
日本では、漢字を使って単語や表現を作り、文化や伝統を表現することが一般的です。漢字は時代とともに変遷し、書き方や読み方も変わってきましたが、「古」の字は現代でもその形状や意味を維持しています。
古い言葉の魅力と今日の使い方:古語の復活と伝統文化の影響
古い言葉には、その響きや意味合いからくる魅力があります。
古語や古風な表現は、時代を超えて伝えられてきた文化や歴史に触れることができます。また、古い言葉は、伝統的な文化や芸術において重要な役割を果たしています。
和歌や俳句などの古典的な文学作品では、古い言葉や表現がよく使われており、その美しさや深みが鑑賞者に感銘を与えます。
現代でも、古い言葉や表現が復活し、文化的な影響を受けています。
例えば、古風な着物や建築様式の再評価が行われ、古語や古い言い回しが再び注目されています。また、伝統行事や祭りにおいても、古い言葉や踊り、音楽が大切な要素となっています。
古と未来の関係:伝統と革新のバランスを考える
「古」という言葉は、過去と未来の関係性を考える上で重要な要素です。
伝統や歴史を尊重しながらも、現代の価値観や変化に適応していくことは重要です。古い言葉や文化は、新しいアイデアや革新とのバランスを取りながら、未来につながっていくことが求められます。
また、古い言葉や文化は、現代の社会や個人のアイデンティティ形成にも影響を与えます。
伝統的な言葉や文化を継承し、現代の社会に取り込むことで、新たな価値やアイデアが生まれます。例えば、古い言葉や表現を用いたクリエイティブな広告キャンペーンや芸術作品が注目を浴びています。
2問目はこの漢字!「甚だしい」
「甚だしい」と書いて、なんと読むか分かりますか?
甚平(じんべい)の「甚」ですが、(じんだしい)ではありません。
怒った時によく使われる言葉です。
さて、「甚だしい」と書いてなんと読むでしょうか?
「甚だしい」読み方のヒントは?
「甚だしい」とは、普通の度合いを越えている、程度が激しいことです。
そういわれるとなんだかよく分からないかもしれませんが、
「勘違いも甚だしい!」
なんて言葉を聞いたことがありませんか?
主に悪い方の意味で使われる言葉です。
しかも勘違いとか、非常識とか、言われるとちょっと恥ずかしい系ですね。
他にも「甚だしい被害」なんて風にも使われています。
反対の言葉は「著しい」でしょうか。
「甚だしい」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇だしい」です。
さて、もうわかりましたか?
「甚だしい」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「はなはだしい」
です!
「甚だしいにも程がある」なんていいますよね。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「擢んでる」
「擢んでる」
これ、何と読むかわかりますか?
まさに難読!という感じに、送り仮名がついていますね。
なんだか読めそうだけれど、正解はいかに……
さあ、あなたは何と読みましたか?
「擢んでる」読み方のヒント!
「擢んでる」は、「抜擢」と同じ漢字を使っています。
そのため「てきんでる」と読んでしまった方もいるのでは?
実はこの漢字、もっと読みやすい漢字で書かれることが一般的。
しかも「抜擢」と意味が似ているんです!
さて、あなたは何と読みましたか?
「擢んでる」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ぬきんでる」
です!
「擢んでる」は、
「人並み外れた才能がある」という意味の言葉です!
一般的には「抜きん出る」と書くことが多い漢字なんです!
こちらなら誰でも読めますよね。
「擢」には「ひきぬく」「ぬいてでている」という意味があります。
まさに「抜擢」「抜きん出る」と同じ意味ですよね!
ちなみに全く同じ意味・読みで、別の漢字もあるんです。
それが「抽んでる」!
「抽」も「抽選」「抽出」など「多くの中から選び取る」という意味の漢字です。
同音・同義でこれだけ色々な言葉があるのは面白いですよね!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!