「瓜核顔」
これ、何と読むかわかりますか?
なんとなく顔のことを表しているのはわかるけれど、
読み方は謎……なんて方が多いかも。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「瓜核顔」読み方のヒント!
「瓜核顔」は、「瓜」と「顔」の読みはカンタンですよね。
問題は「核」。
「かく」「がい」なんて読みそうですが、まったく違う読み方をします。
さて、あなたは何と読みましたか?
「瓜核顔」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「うりざねがお」
です!
「瓜核顔」は、
「瓜のタネに似た形で色白で鼻筋が通りやや細長い顔」という意味の言葉です!
「瓜実顔」と書くこともありますよ。
どんな顔か想像しにくいですが、
古くから美人の典型的な顔の一つとされているのだとか!
とは言っても、昔と今とでは美の基準が違いますし、
顔の形で美人か否かを判断するのは、現代の考え方としてはナンセンスですよね。
ただし、古典や近代文などでは頻出する言葉です。
芥川龍之介の『藪の中』や、夏目漱石の『夢十夜』などの中でも、
美しい女性の形容表現として使われています。
意味を知らないと、小説のディテールが曖昧になってしまうので、
覚えておいて損はありません!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
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