漢字読み講座

【実は難読!?】「指嗾」ってなんて読む?「ゆびぞく」ではありません!正解は……

「指嗾

これ、何と読むかわかりますか?

 

読めそうで読めないこの漢字。

間違って読んでしまっているかも。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「指嗾」読み方のヒント!

 

「指嗾」は、漢字の作りで「ゆびぞく」なんて読んでしまいますが、

これは間違いの読み方。

そもそも「嗾」は「ぞく」とは読みません。

 

「指嗾」の正解の読み方は3文字。

「指」は「し」と読ませます。

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「指嗾」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「しそう

です!

 

「指嗾」は、

「さしずして、そそのかす」「けしかける」という意味の言葉です!

 

実は「嗾」自体の訓読みが「そそのかす(嗾す)」「けしかける(嗾ける)」。

それに「指図」「指摘」などの「指」をつけて

「指図してけしかける」という意味の言葉になっています。

 

もうお察しかと思いますが、主に使われるのは悪事において。

「犯罪グループの指嗾で闇バイトが行われた」

「暗殺の指嗾の嫌疑を受けた人物」

など、新聞から小説、時には漫画などでも使われる表現です。

 

ニュアンスとしては、

ボスや親分のような立場は手を汚さず、下っ端の人物や弱い立場の者が悪事を行う

という場面で使われますよ。

 

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

 

ABOUT ME
toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!