「禦ぐ」の読み方をご存じですか?
「御」と「示」を合わせたような漢字ですが、いったい何と読むのでしょうか?
「禦ぐ」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「○せぐ」の3文字
- 訓読みです
- 「禦」という漢字は「防禦」という使い方があります
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「禦ぐ」の読み方、正解は・・・
正解は
「ふせぐ」
です!
「禦」という漢字は「ふせぐ、こばむ」「つよい」という意味を持っています。使い方によっては「御」が書きかえ字になっていますが、「御」には「ふせ(ぐ)」という読み方はありません。ただ、「防禦」が「防御」と書きかえられていることからもわかるように、「御」にも「ふせぐ、まもる」という意味があります。
「禦ぐ」は「さえぎりとどめる、くい止める」という意味で使われています。
「禦ぐ」「防ぐ」「拒ぐ」
読み方から想像がつきますが、「禦ぐ」は「防ぐ」と同じ意味で使われています。また同じように「拒ぐ」という漢字も同じ読み方、同じ意味として使われています。この3つの漢字に細かい違いはあるのか、漢字の意味から見てみましょう。
- 「防」・・・ふせぐ、そなえる、まもる
- 「拒」・・・こばむ、ことわる、よせつけない
- 「禦」・・・ふせぐ、こばむ
良くないことが起こらないように対策するという意味だと「防」、さえぎるという意味だと「拒」「禦」がより近い表現になるのかもしれませんね。
同じ読み方の漢字が複数ある「禦ぐ」の読み方を是非覚えておいてくださいね。